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最終更新:2013年5月20日(月) 11時29分

橋下氏が石原氏と会談、慰安婦発言で謝罪

橋下氏が石原氏と会談、慰安婦発言で謝罪

 日本維新の会の石原・橋下両共同代表が名古屋市内で会談し、橋下代表が従軍慰安婦の問題をめぐる自らの発言について「誤解を生むようなところがあった」と謝罪しました。

 日本維新の会の石原・橋下両共同代表と松井幹事長らは19日午後、名古屋市内のホテルで2時間近く会談しました。この中で、橋下代表は、従軍慰安婦などをめぐる発言が誤解されて伝わり、党に迷惑をかけてしまったと石原代表に謝罪したということです。

 「誤解を生むような発言があったこと、とらえ方によっては違う意図でとられるようなことについては申し訳なかった。丁寧に説明をしていきますと」(日本維新の会 松井一郎幹事長)

 また、会談では、過去の「侵略」など歴史認識についても意見交換が行われ、党としての見解はまとめないことで一致したということです。

 「歴史の感じ方というのは、それぞれが内面に思っていることがあるので、それはお互いに認め合おうという話」(日本維新の会 松井一郎幹事長)

 石原代表は「いろいろな問題提起をするなら国政に出た方がいい」と改めて橋下代表に参院選への立候補を促しましたが、橋下代表は「大阪の統治機構改革だけはやり遂げさせてほしい」と述べ、出馬を断ったということです。(19日20:23)

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