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汚染水対策 今月中に全体計画
5月16日 19時5分

汚染水対策 今月中に全体計画
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東京電力福島第一原子力発電所で増え続ける汚染水対策を検討する国の専門家委員会が開かれ、新たに提案されている対策の効果を評価したうえで、複数の対策を組み合わせた全体計画を今月中に示すことを決めました。

先月、地下の貯水槽から汚染水が外に漏れたのをきっかけに設置された国の専門家委員会は、16日、2回目の会合を開き、汚染水の原因となる地下水の建屋への流入を抑える対策などについて引き続き議論しました。
会合では、前回ゼネコン側から示された、地面を凍らせたり遮水性の高い粘土を使ったりして、建屋の周辺に壁を設置する新たな対策などが取り上げられ、早急に効果や問題点を評価することで一致しました。
また、現在検討されている建屋の山側の井戸で地下水をくみ上げて海に放出する対策などについて、効果を発揮しなかった場合のリスクも考えるべきだとして、複数の対策を組み合わせることを決めました。
委員会では、こうした方針の下、地下水の流入を抑える有効な対策を絞り込み、今月中に全体計画をまとめ、政府や東京電力などでつくる「廃炉対策推進会議」に報告するとしています。

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