ハムGM断言 松井大学なら強行指名なし
2013年05月21日 11時00分
昨秋ドラフトでメジャー挑戦を表明していた大谷翔平投手(18)を強行指名した日本ハムが、今秋ドラフトの目玉、桐光学園・松井裕樹投手(3年)が大学進学を表明した場合は、指名を見送る方針を打ち出した。山田GMが「もし進学ならウチは指名しない」と明かしたもので「入団確率0%」を逆転させた昨年の手法を踏襲することはないとした。
大谷と同様、のどから手が出るほど欲しい逸材だが、無理をするつもりはない。山田GMは「それをしてしまったら、学校(桐光学園)の問題になってくる。学校も1人の生徒のために進学先との関係を悪化させられない。ウチの場合は学歴を捨ててプロという場合しかいかない」と初めからプロ志望だった大谷との違いを説明した。
当初、松井は現在出場中の春季高校野球関東大会(栃木)終了後にも進路表明をする可能性があった。しかし、先の神奈川大会終了後に行われた野呂監督、両親との面談でこの結論を先送り。本人は「まだどこに進むか分からない。ただ、高いレベルで野球を続けたいという確認はした。まずは全国優勝。夏の甲子園が終わってから相談したい」と語り、社会人やメジャーも含めた全ての可能性を否定しなかった。
日本ハムは「本人の進路は大学進学か12球団OKのプロ入りの二択」と見ており、前述した理由から「大学進学を意中球団に指名されなかった場合の保険にすることはない」と読んでいる。
注目の奪三振マシン・松井は19日、初戦の花咲徳栄(埼玉)戦に先発し延長12回、168球を投げ切り6安打18奪三振3失点で完投勝利。「今日は調子が良くなかった。こういう展開でも最後勝ち切るというのはテーマでもあったし、チームが強くなった証拠」とサヨナラ勝ちに声を弾ませていた。
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