No.8705   （2004. 3. 15）

焼酎ブランド 「それから」CM
川合俊一さんと永作博美さんが、
「駅」を舞台に“甘く切ないラブストーリー”を展開
TV‐CM「駅」篇　3月20日（土）から関西地区限定で放映開始

　サントリー（株）は、 焼酎「それから」のCMキャラクターに、川合俊一さんと永作博美さんを起用し、新TV-CM「駅」篇のオンエアを3月20日（土）から関西地区限定で開始します。
　また、CMキャラクター川合俊一さんと永作博美さんは、関西地区限定で開催されている屋外広告キャンペーン「史上最大広域書道展in大阪」でもご協力いただいています。
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　焼酎「それから」は、2000年に「辛口麦焼酎」を発売、さらに、2002年に「米焼酎」を発売以来、「キレ」「香り」がよく、すっきりとした味わいがご好評をいただき、2003年は対前年約1割増の販売を達成しました。2004年度は、「米焼酎　それから」を本格焼酎化し、中味をグレードアップして新発売。さらに、西日本エリア限定で「黒麹芋焼酎　それから」を発売し、麦・米・芋と、3つの「それから」で、お客様に焼酎の新たな楽しみを提案していきます。

　TV-CMでは、ローカルな駅を舞台に若い大人の“甘く切ないラブストーリー”のような情緒的世界を描きます。恋愛関係にある男女（川合さんと永作さん）の会話のなかで、「それから」という接続詞がキーワードとなりストーリーが展開、「それから」ブランドを印象的にアピールしていきます。

■CMストーリー
ローカルな駅のプラットフォーム。線路を挟んでお互いプラットフォームに立つ女（永作）と男（川合）。男（川合）が、「何、話って…？」と声をかける。女（永作）は「たいしたことじゃないんだけど…」「この前のこと気にしてるかなーって…」と、仕事を抜け出してやって来た男に気を使いながら、ゆっくりと話しだす女。二人の間に、何となく気まずい空気が流れている。「それから、それからね…」と思い切ったように女が話を切り出そうとした瞬間、電車が二人の間を通過し、女の言葉を遮ってしまう。女の表情がみるみる曇り、「それからね…」と寂しそうにつぶやく。男が立ち去った後の反対側のフォームでは、登山客らしき男性が、「それから？」と呑気に応える。うつむいたままの立ち尽くす彼女の後ろから、「なんだよ、それからって…」と言い女を抱きしめる男。帰ってしまったとばかり思っていた男に優しい笑顔で抱きしめられ、幸せそうな女。恋愛小説のようなドラマチックな男女の会話を通じて、「それから」ブランドを訴求します。

■撮影エピソード
●ロケは、2月下旬に温泉地にほど近いローカル駅で行なわれました。早朝からスタートした撮影は、強風や大雨に見舞われる悪天候との闘いとなりました。永作さんのきれいなロングヘアが風で乱れて、顔を隠してしまいNGになる場面もありました。また、休日のため、観光客の乗降が多く、たくさんの見物人に囲まれながらの撮影となりました。

●川合さんと永作さんの間を電車が通過していくシーンは、電車のダイヤに合わせてスタンバイし、撮影するという大変な撮影となりました。8〜10分間隔で通過する電車を万全の体制で待ち、いざ撮影となると時報が鳴り出すといった状況でしたが、10テイクほどで、監督からようやくOKがでました。

●川合さんの役どころは、ピュアで不器用な人柄の板前職人さん。衣装は、撮影直前まで「洋服」と「割烹着」の２種類を用意していましたが、実際に「割烹着」を着ていただくと、あまりにもお似合いで、スタッフの満場一致で「割烹着」での撮影となりました。

●元バレーボール日本代表選手の川合さんと、小柄で可愛らしい永作さんの身長差は、実に約40�p。CMのラストカットで川合さんが永作さんを後ろから抱きしめるシーンでは、その身長差が活かされ、狙い通りのラブシーンを撮ることができました。

●「趣味は酒」と公言して憚らない永作さん。焼酎を飲む時は“ロック”か“お湯割り”の本格派だそうですが、今回待望のお酒のCMへの出演をとても喜んでくださいました。永作さんは、心に秘めた想いを持つ女性を高い演技力で演じてくださいました。

●駅のプラットフォームには、看板や街路樹など一部セットも持ち込み、ローカル色を強調しました。駅看板には、「新城小橋」（あらきこはし）という架空の駅名が記されています。

■出演者プロフィール

以　　　上