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両陛下 施設訪問の公務一部譲ることに5月21日 5時5分
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宮内庁は、天皇皇后両陛下が毎年続けてきた、「こどもの日」と「敬老の日」にちなむ施設の訪問について、来年を最後に、皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻に譲られることになったと発表しました。
両陛下は平成4年から毎年、5月の「こどもの日」と9月の「敬老の日」にちなんで、東京都内とその近郊の保育園や高齢者の福祉施設などを訪れ、子どもと触れ合ったり、お年寄りを励ましたりしていて、ことしも、23日に東京・江東区の小学校を訪問される予定です。
天皇陛下はことし12月に、皇后さまは来年10月に、80歳になられます。
宮内庁によりますと、両陛下は、「こどもの日」や「敬老の日」にちなんだこうした公務は若い世代が行うほうがより適切だとして、来年を最後に、皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻に譲られることになったということです。
天皇陛下は、去年12月の誕生日前の記者会見で、公務について「今のところしばらくはこのままでいきたい」と述べられていて、宮内庁は「継続的な課題となっているご負担軽減の問題は、今回の決定とは切り離した、別の問題だと理解してほしい」としています。
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