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【プロ野球】ラヘア チーム最速10号 王会長73歳誕生日祝福弾2013年5月21日 紙面から
◇ソフトバンク10−4中日中日は、カブレラが3イニングを被安打10、10失点と誤算だった。ソフトバンクは2試合連続の2桁安打2桁得点となる14安打10点で快勝。1回にラヘアの10号2ランで先制し、2回は打者一巡の猛攻で6点。パディーヤが6イニング4失点で来日初勝利。 ◇ 大きく開いた屋根の向こうが暗くなる前に、ソフトバンクのラヘアが早々とぶちこんだ。1回2死二塁、甘く入った縦の変化球を右翼席へ。チーム今季最速となる10号の先制2ランだ。本塁を踏むと胸をたたき、観戦していた家族や代理人の方を指さす決めポーズ。「(代理人に)きょうは本塁打を打つと言っていたんだ。先制点でチームを勢いづけられてよかった」とご機嫌だった。 偉大な“ボス”にささげる一発になった。この日は王球団会長の73歳のバースデー。昨季チームがリーグ5位の452得点に終わり、編成のトップを兼ねる王会長が攻撃力アップの鍵として推したのがラヘアだった。 春季キャンプの紅白戦で結果が出なかった際も王会長から「今の成績は気にせず、日本の野球に慣れてくれればいい」と助言を受けた。「王会長のような方と野球の話ができるなんて、とても名誉。日本でもやっていけると自信をつけさせてくれた」。ラヘアは感謝を結果で表現。開幕43試合目での2桁本塁打は昨季のペーニャより11試合早いペースだ。 頼れる4番の先制2ランを皮切りに、チームは2試合連続の2桁得点&安打。秋山監督も「先制点を取れたのがよかった。ラヘアの1発が大きかったね」と目を細めた。中日には本拠地ヤフオクドームで交流戦13連勝。お得意様を連破し、タカが再び波に乗ってきた。 (末継智章) PR情報
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