ついに伸びが鈍化?Facebookの都道府県別ユーザーデータ2013年1月版

ついに伸びが鈍化?Facebookの都道府県別ユーザーデータ2013年1月版

ソーシャルメディア集客ラボの伏田です。

3ヶ月に1回データを更新している「Facebook(フェイスブック)の都道府県別ユーザーデータ」の2013年1月版です。

昨年の1月から調査を開始して、ついに1年が経過しました。以前と同様にFacebook広告の管理画面のデータから抽出しています。

今回の調査では、広告管理画面上のでユーザー数の伸びは鈍化しています。また、東京のユーザー数が減っているように抽出されてしまうため、再度Facebook側の抽出ロジックが変更されたか、不正なユーザーの削除などが行われた可能性があります。

まずは数字を確認してみましょう。

 

■過去に調査した際の記事

Facebookの都道府県別ユーザーデータ2012年1月版

Facebookの都道府県別ユーザーデータ2012年4月版

Facebookの都道府県別ユーザーデータ2012年7月版

Facebookの都道府県別ユーザーデータ2012年10月版

調べてわかったこと3つ

1.国内のユーザー数がの伸びが鈍化

ここ1年間、2012年は1月626万人、4月800万人、7月1004万人、10月1614万人と順調に伸びてきたユーザー数ですが、2013年1月は1715万人と伸びが鈍化しています。

Facebookユーザー数推移

ただし、2012年7月から10月までは急激に伸びたこともあったので、何かしらの不正ユーザーの削除などを行った可能性もあります。

 

2.東京都のユーザー数が減っているように抽出される

Facebook広告の管理画面上の数では、東京都のユーザー数が2012年10月の1033万人から946万人に減少しています。

ただし、もともと東京都のユーザー数がどこのエリアにも判定できないユーザーの数を含めているように想定されるので、実際にユーザー数が減っているとは断定できません。

 

3.ユーザー数増加数が多いのは大都市

都道府県別にユーザーの増加数をみると、1位は大阪府、2位は愛知県、3位は神奈川県、4位は福岡県といった具合に大都市圏のユーザー数が伸びています。

一方の増加率はもとのユーザー数が少ない福井県、香川県、宮崎県が上位にランクインします。

 

都道府県別ユーザー増加数と増加率のTOP10グラフ

都道府県別のデータがわかりやすいようにグラフにしてみました。ユーザー増加数と増加率それぞれのTOP10です。

 

都道府県別Facebookユーザー増加数TOP10

Facebookユーザー増加数TOP10

大阪、愛知、神奈川を筆頭に上位はいずれも大都市圏が並びます。

 

都道府県別Facebookユーザー増加率TOP10

Facebookユーザー増加率TOP10

Facebookのユーザー数がもともと少ない県が増加率では上位に入っています。増加率1位の福井県は、ユーザー数の順番では下から6番目、増加率2位の香川県はユーザー数の順番では下から10番目となります。

 

生データはこちら

都道府県別Facebook利用データ(2013年1月データ、2012年10月データとの比較)

Facebookユーザー数

 

Facebookユーザー数の調べ方

都道府県別のFacebook会員数は、Facebook広告配信の管理画面にアクセスすると誰でもすぐに調べることができます。

Facebook広告管理画面

 

■注意点

  • Facebookヘルプセンターにあるように、広告はIPアドレスとプロフィールに記載のある居住地に基づいてエリア別に配信されています。基本的にはプロフィールに記載してあるデータを重視しているようです。

ターゲット設定

 次回のデータは2013年4月に更新する予定ですのでお楽しみに!

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