野間易通

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野間 易通(のま やすみち、1966年 - )とは日本の政治運動家。兵庫県芦屋市出身、兵庫県立北須磨高等学校卒、大阪外国語大学卒。ミュージック・マガジン編集部などを経てフリーの編集者となっている[1]2011年より原子力発電所反対デモを実施している首都圏反原発連合のスタッフ。 反原発デモの時に反原発に賛同する保守系団体が反原発のプラカードと共に日章旗を持ち込んだ事を非難しており、一部の保守系団体からは反原発を口実とした反日活動家だと批判されている。

  2013年2月日韓断交デモやその後の行為がヘイトスピーチヘイトクライムといったレイシズムにあたるとして突如「レイシストしばき隊」なる暴力集団を立ち上げ隊員を募集すると発表。当初はその名に反して非暴力を貫くとしていたもののの、竹島の日の後日に東京都神奈川県で行われた日韓断交デモが終了後、集団で待ち伏せし帰宅のために個々に駅に向かっていた参加者(桜井誠瀬戸弘幸、その他の参加者)に対する因縁を集団でつけたり、参加者の人的環境を侮辱して挑発した。 この因縁・挑発から揉め事に発展した結果、2月23日には東神奈川駅前で桜井誠に暴行を加えるなどした。通行人の通報でパトカーが駆けつけ双方が警察官に取り押さえられ現場は一時騒然となった。しばき隊側は「口で諭しただけだが桜井側が先に手を出してきた」と主張している。双方の被害が軽微であり被害届も出されなかったため神奈川県警察は事件としなかった。 この東神奈川駅前の事件は桜井誠側だけでなく付近に駐輪した第三者もムービー撮影しており、どちらもYouTubeにアップロードされている。

事件の翌日に大阪の生野区で日韓断交デモ及び鶴橋駅街宣が行われたが、主催者のネタでレイシストしばき隊を協賛団体扱いとしており、デモ前の集会でも各参加団体の代表による一言スピーチでもわざわざ「そして、えー、レイシストしばき隊さん、来られてますか?レイシストしばき隊さん・・・あっ来てない!えっ、協賛されているのに。(それらしき人物を見て)来られてます?この方がレイシストしばき隊、拍手!お時間暇なところをね、ありがとうございます!今日はたっぷり見守ってください!ありがとうございます!」と紹介し、参加者が爆笑する一面もあった。

その他

ロックバンド「花電車」の初代ギタリストという経歴を持つが、当時のことを訊かれると寡黙になる傾向がある。

脚注

著作

  • 金曜官邸前抗議 デモの声が政治を変える ISBN 978-4-309-24610-9