造幣局の新原芳明理事長は20日、広島県庁に湯崎英彦知事を訪ね、地方自治法施行60周年を記念して発行する県の記念硬貨を贈った。

　新原氏は、世界遺産の厳島神社（廿日市市）と県木のモミジをカラーで描いた図柄の千円銀貨と記念切手のセット商品（７８００円）を贈り、「５色をぬり重ねる技術を使っている。知事もぜひ購入を」とＰＲ。湯崎知事は「宮島の赤と海の青が映える」と見入っていた。

　記念硬貨は２００７年の自治法施行60周年を記念して財務省が企画。広島県の記念硬貨は10万枚発行し、29日まで購入の申し込みを受け付ける。千円硬貨の単体セットは６千円。申し込みの専用ダイヤル０５０（５５４８）８６８６。

【写真説明】記念硬貨の模型を前に、湯崎知事（右）に図柄などを説明する新原理事長