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国連防災会議 仙台開催を閣議で了解5月14日 11時36分
政府は14日の閣議で、各国の閣僚らが集まって、今後10年間の国際的な防災戦略について話し合う国連の防災世界会議を、再来年3月に仙台市で開催することを了解しました。
国連の防災世界会議は、10年に1度、各国の閣僚らが集まって、今後10年間の防災対策について話し合うもので、去年12月の国連総会で、次回は再来年3月に日本で開催することが決まっていました。
この会議について、政府は14日の閣議で、東日本大震災の被災地で開催することは、復興の現状を世界に発信するとともに、防災に関する我が国の経験と知見を国際社会と共有し、国際貢献を行う重要な機会になるとして、仙台市で開くことを了解しました。
これについて、菅官房長官は閣議後の記者会見で、「東日本大震災の被災地で会議が開催されることは極めて有意義であり、国連や仙台市などと緊密に連携をして、会議の成功に向けて万全を尽くしていきたい」と述べました。
また、古屋防災担当大臣は閣議後の記者会見で、「われわれは東日本大震災をはじめとする、大変大きな災害を経験している。会議までに、これまでわれわれが取り組み、よかったものと反省すべきものを取りまとめ、提案したい」と述べました。
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