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橋下共同代表の発言 米議会でも非難
5月19日 5時23分

橋下共同代表の発言 米議会でも非難
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いわゆる従軍慰安婦の問題などを巡る日本維新の会の橋下共同代表の発言について、アメリカ議会からも激しい非難の声が上がり、日本の政治家による歴史認識を巡る発言に対して批判や懸念が広がっています。

日本維新の会の橋下共同代表が、いわゆる従軍慰安婦の問題について「軍の規律を維持するために当時は必要だった」などと発言したことや、沖縄のアメリカ軍の幹部に風俗業の活用を進言したと明らかにしたことに対しては内外から批判が上がっています。
先週行われたアメリカ議会下院の本会議でも、外交委員会の委員長も務めるエドワード・ロイス議員が、従軍慰安婦問題は日本が国家として韓国や中国などの女性に対して行った残虐な行為だとしたうえで、「橋下氏の発言は異常で、生存者やその家族を侮辱し傷つけるものだ」と激しく非難していたことが明らかになりました。
そのうえで、ロイス議員は、日本で極端なナショナリズムが台頭していると指摘し「下院外交委員長として強く非難する」としています。
西部カリフォルニア州選出のロイス議員は、選挙区に多くの韓国系住民を抱え、慰安婦問題などを巡って韓国系団体から強い働きかけを受けています。
橋下氏の発言に対しては、先週、国務省のサキ報道官も強い不快感を示しており、アメリカでは、このところ日本の政治家の歴史認識を巡る発言に対して、批判や懸念の声が相次いでいます。

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