2030年の社会の姿がわかる~未来を変えるデザイン展

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日本財団は5月16日から開催する「未来を変えるデザイン展」に先立ち、会場となる東京・赤坂の東京ミッドタウン・デザインハブで15日、プレス向けの内覧会を行った。

 

「未来を変えるデザイン展」は、本業によって現在の環境、コミュニケーション、農業、教育などの社会問題をいかに解決するか、その対策と2030年の未来像を19社の参加企業がインスタレーションによって展示する日本で初めての試みだ。
インスタレーションとは、室内や屋外など、ある特定の空間にオブジェを置き、その空間全体を作品とする表現方法の1つ。
今回の展示では、照明を落とした会場に各企業1個、計19個のカプセルを置き、カプセルの中を覗くと、企業が取り組んでいる現在の課題と未来の解決策が見え、鑑賞者は2030年の社会がイメージできる、という仕掛けだ。

 

「未来を変えるデザイン展」会場。半球体の黒いフチの穴を覗くと現在の社会が見え、反対側にある白いフチの穴を覗くと未来の社会が見える

「未来を変えるデザイン展」会場。半球体の黒いフチの穴を覗くと現在の社会が見え、反対側にある白いフチの穴を覗くと未来の社会が見える

 

 

参加企業にはNEC、キリン、富士通、ホンダ、リコーなど日本を代表する大手メーカーから、エイチ・アイ・エス、グリー、ワタミなど業界で存在感を発揮している企業、米国のアウトドアブランドのパタゴニア、英国の化粧品メーカーのラッシュなど、様々な業種が集まっている。
出展企業の1つ、トヨタマーケティングジャパンは、全国47都道府県のNPOと地元紙をパートナーに2012年から開始している地域社会貢献の活動「AQUA SOCIAL FES!!」の取り組みを展示。オブジェに空けられた現在を表す黒い穴から中を覗くと、地域コミュニティと繋がれず、1人でゴミを拾っている人物のフィギュアが見え、もう一方の未来を表す白い穴を覗くと、日本全体に活動の輪が広がっているたくさんの人々のフィギュアが見える。
こうした現在と未来の対比を、19個のカプセルで、各社各様に見ていくことができる。

「未来を変えるデザイン展」は、5月16日から6月11日まで一般公開される。

 

トヨタマーケティングジャパンの展示。一人でゴミを拾っている(現在)

トヨタマーケティングジャパンの展示。一人でゴミを拾っている(現在)

日本全体に活動の輪が広がっている(2030年の未来)

日本全体に活動の輪が広がっている(2030年の未来)

 

 

取材・文・写真:メンター・ダイヤモンド編集部


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