名張署と県警刑事部国際捜査課は5月8日、横浜市中区曙町1丁目の中国籍で自称無職、リン・リリ容疑者(33)を、公正証書原本不実記載・同行使の疑いで逮捕したと発表した。容疑を否認しているという。
発表によると、リン容疑者は2009年9月8日、京都市北区柴野東御所田町の北区役所に、日本での長期在留資格を得ようと、日本人男性(64)=別の容疑で逮捕起訴済=と婚姻したとする虚偽の婚姻届を提出した疑い。
同署が今年2月に振り込め詐欺事件で逮捕した日本人男性の供述で発覚。2人は結婚当初から別々に住むなど、結婚の実態がなかったという。
調べに対し、リン容疑者は「偽装結婚ではない」と供述しているという。