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日本維新の会の橋下徹共同代表(43)のいわゆる従軍慰安婦発言を巡り、夏の参院選で共闘関係にあったみんなの党の渡辺喜美代表(61)が19日、日本維新との協力関係を解消すると表明した。「解消にいかざるを得ない。一緒に組むべき相手ではない」と明言。「言い訳を100万回繰り返しても、国民は理解しない。関係を断ち切る」と踏み込んだ。
「社会的に信用失墜することを、ぬけぬけと言い続ける根性が分からない。常軌を逸している」。渡辺氏は一連の橋下発言について厳しく批判した。協力関係にある日本維新は関係改善を求めているが、「説明を聞くまでもない」「もう話にならない」と絶縁宣言した。
みんなと日本維新は夏の参院選で改選1から3人の計25選挙区で候補者を一本化する調整を進めていた。すでに16選挙区で候補者が決定済みだが、渡辺氏は協力関係の解消を前提に「ケース・バイ・ケースだが、候補者擁立を指示している」と独自候補を擁立する考えを示した。
渡辺、橋下両氏の関係は、昨年の衆院選で候補者が競合して以降、冷戦状態に突入。選挙前は電話で頻繁にやり取りしていたが、徐々に橋下氏が留守電に吹き込むことが増え、最後は渡辺氏が電話に出なくなった。協力解消は維新側にとっても大きな痛手となるだけに、松井一郎幹事長(49)は「弱ったやつと組む必要はないということだ。おかしい」と反発した。
大阪府市両議会で協力する公明党も橋下発言に反発を強め、市長選などでも悪影響が懸念される。維新のお膝元である近畿地方で7月には兵庫県知事選、秋には大阪都構想に反対する現職市長との対決が想定される堺市長選、神戸市長選が控える。「韓国人売春婦がうようよいる」と暴言を吐き除名となった西村真悟衆院議員は堺市に地盤があり、影響は参院選だけにとどまりそうにない。
一方、橋下氏はこの日、テレビ朝日の番組に出演。慰安婦制度を「戦時中は必要だった」とした発言について「必要の主語は世界各国。僕は許容していない」と改めて主張。「暴行、脅迫、拉致を国を挙げて、嫌がる女性を無理やりやらせた『性奴隷』と言われている。それは違う」と述べた。27日に外国特派員協会(東京都)でこうした見解を説明する意向を明らかにした。
(2013年5月20日06時05分 スポーツ報知)
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