蒟吉人『HONEY DIP 2nd LOVE』
個人的には、小坂さん派でした。だって、ベリーショートヘア巨乳とか最高じゃないですか!“恥ずかしいです”発言も萌えました!あと、アニメの2期も非常に楽しみですねぇ。
さて本日は、蒟吉人先生の『HONEY DIP 2nd LOVE』(一水社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『Bitch Trap』(富士美出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
共にハイテンションに駆け抜けるお馬鹿ギャグエロ展開と巨乳美女達とのハードコアファックが痛快な1冊となっています。
なお、両シリーズおよび短編「BUST SHOT HONEY セカンドショット」は、前々単行本(初単行本)『HONEY・DIP』(メディアックス)に収録された作品群の続きであり、該当単行本を読んでおくと楽しみが増します。もっとも、作者自ら“(前々単行本を)読んでなくてもさほど問題ないです”と記している様に、話のつながりは然程強くないので、今単行本から読んでも十分に面白くなっています。
1話・作当りのページ数は10~24P(平均19P)と幅はありつつ、やや控えめな部類。もっとも、続編が多いことから単発的ではなく、広がりのある作品らしい読み応えがありますし、アグレッシブなエロにも十分な存在感がある良質な構築を示しています。
【漫画チックな楽しさが嬉しいギャグエロ漫画】
作風的には、旧世紀の香りを豊潤に含ませるギャグエロ系であり、RPG的世界観やら戦国ものやら似非ウェスタンやらを絡めつつ、漫画的な面白さをしっかり追求するタイプ。
ド外道な勇者がおっぱい目当てで助けたラミアさんや前作で凌辱されたブラックナイトさんを好き勝手にエッチしまくる「勇者三匹の冒険」シリーズや、前回の主人公の少年だけに飽き足らず夫以外の様々な男性にレイプされる「カヤ姉」シリーズなど、凌辱エロや寝取られ展開を含む作品が大半を占めますが、ギャグの勢いの中で魅せるスタイルである故に背徳感をある程度は担保つつも悲愴感は皆無。
この作風において“エロさえあれば後は好き放題”という面白さを強く感じさせており、ここが管理人のいうところの“旧世紀のエロ漫画っぽさ”という部分。この方法論において、抜き特化の作品構築と言い難い一方で、同時に作品の面白さとエロの趣向が密接に関係しているのは間違いなく美点でもあります。
また、「勇者三匹の冒険」シリーズでは、色々と憐れなブラックナイトさんの過去を掘り下げたり、第1話に相当する前作では完全な脇役であった女僧侶さんにスポットを当てるなど、単にギャグの勢いで押し通すのではなく、作品の奥行きを広く取ってシリーズものとしてしっかり楽しませる作劇の技量はなかなかに心憎いところ。
ストーリー性が強いスタイルではないものの、これからもお話をドンドン広げることが可能な魅力を各作品が有しており、男性キャラを含めた登場人物の魅力とお馬鹿で賑やかな雰囲気が終始ブレないのが実に素敵でございます。
【柔らかさと弾力感をたっぷり感じさせる美巨乳の魅力】
子持ちで人妻で家庭教師のバイト中なカヤ姉(24)は年齢が明示されていますが、人外さんやら女ガンマンやらなファンタジーヒロインが多いため年齢推定は困難。もっとも、見た目的にはハイティーン~20歳前後の美人さんといったタイプの女性キャラクターで占められています。
ガード激甘なカヤ姉や、凛々しい様で色々抜けてる女ガンマン・ハニー、生真面目でツンデレ気味なブラックナイトさんに純真無垢なラミアさん等、ある程度キャッチーなキャラクター属性を設けつつも、属性単体と魅力というよりもドタバタとしたギャグ展開の中でキャラクターの面白さを輝かせるタイプと言えます。
また、揃いも揃ってエロ欲求に忠実すぎる野郎連中は、ショタ少年を除けば醜悪な容姿と外道な言動を示していますが、ヒロイン達の美しさとの対比を形成しつつ、不快感よりもギャグの賑やかさに大きく貢献しています。また、「勇者三匹の冒険」シリーズの勇者を筆頭に、どことなく憎めない魅力があるのも○。
このおっぱいの存在感に加えて、お尻はやはり肉感的に描きつつも、キュッとしまったウェストやすらりと伸びる四肢がボディデザインの特徴であり、肉感重視というよりかは肢体全体の均整さを重んじるモデル体型となっています。そこらで女体の美しさを明確に示しつつ、ぷっくりとした乳首やぬめっとした質感の女性器描写に程良く生々しいエロスがあるのも実用性を強化。
多少オールドスクール寄りながらも十分にキャッチーな漫画絵柄そのものは初単行本からほぼ完成していたと言えますが、近作では描線のすっきり感や作画密度を高めに保ちながら濃くなり過ぎない細部の調節が目立ってきており、全体的に垢抜けた感が多少あります。
【量的不足感もあるも勢いのある作画・演出で魅せるエロシーン】
“エッチな描写”も含めればエロの分量は相応にあるものの、特にエロ展開序盤ではギャグとエロを明瞭に分けないため、抜きに集中できる尺は体感的にそれほど長くない印象。また、作品によって分量自体にも振れ幅が認められます。
そのため、前述した通りに抜きツールとして強固な構成とは評し難いのですが、前述した肢体描写のエロティックさと、凌辱風味や寝取られテイストを絡めて美女をエロに引き込む嗜虐性で実用性を担保しています。
また、野郎連中にとかく“迷い”がないため、ヒロインの美巨乳を舌や指で弄りまくり、肉壺をち○こでガンガン突きまくる展開に十分な勢いの良さを感じさせるのも、エロのパワフルさに拍車をかけています。このため、野郎キャラや彼らの素敵に下種な台詞に存在感があり、読み手の嗜好によっては好みを分けるでしょう。
各シチュエーションに強く踏む込む訳ではないものの、コスプレHやふたなり美少女投入、アナル責め、羞恥系プレイや睡姦等、エロシチュエーションも様々です。とは言え、この点はドタバタギャグの面白さとの関連性がより深いとも評し得ます。
基本的には1回戦仕様のエロ展開であり、美女の柔らかおっぱいや淫靡にうごめく淫洞の感触を味わいつつ大ゴマ~1Pフルの中出しフィニッシュへ突進。フィニッシュシーンでは透過図を絡め、最奥で白濁液を発射する挿入感の深さを強調する演出を多用するのも特徴となっています。
現代的なエロ漫画で標準的な方法論からは多少外れていますが、それ故に面白い作風であり、エロ漫画のオールドファンには懐かしさを、新規層には新鮮さを感じさせてくれることでしょう。また、抑え気味の分量でもしっかり抜かせるエロ作画・エロ演出の確かさも高く評価したいところ。脂の乗った3冊目と評したいですな。
管理人は、おっぱいガンマン・ハニーさんが大好きなのですが、ラミア大好きっ漢として、またドタバタギャグエロの練り込み方の面白さを考慮して「勇者三匹の冒険」シリーズが最愛でございます。是非、これからも色々とシリーズ化して欲しいですね。お勧め!
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