2013/05/19(日曜) 22:28

シリア大統領、「西側はシリアへの軍事介入を企んでいる」

シリア大統領、「西側はシリアへの軍事介入を企んでいる」

シリアのアサド大統領が、政府軍が反体制派に対して化学兵器を使用したとする主張を否定し、西側はこのような主張により、シリアへの軍事介入の土台を整えようとしているとしました。

 

アサド大統領は、18日土曜、アルゼンチンの国営通信と新聞クラリンのインタビューで、「西側諸国は、シリアの危機を終わらせようとする代わりに、危機を煽るための道を模索している」と語りました。

さらに、「西側諸国は、シリアの内戦による被害を考慮せずに、現政権の転覆を狙っている」としました。

アサド大統領は、アメリカのケリー国務長官をはじめとする人々の辞任の要請を拒否し、「これは、シリア国民が、2014年の大統領選挙で決断を下す問題だ」と語りました。

アサド大統領はまた、アメリカとロシアによる最近のシリア問題に関する合意に触れ、「我々は、アメリカとロシアの緊密な関係を歓迎する。それが、シリアの危機打開を助けるための国際会議につながるよう期待している」と語りました。

さらに、シリアの反体制派を支援しているサウジアラビア、カタール、トルコを再び非難し、「彼らが支援を止めることが、平和的な対話の前の優先事項だ」と述べました。

また、シオニスト政権イスラエルによる最近のシリア空爆について、「シオニストは、シリアの抗議者を支援している。まず、彼らを後方から支援し、後に彼らに、どのようにして、どこを対象に攻撃するかを教えている」と語りました。

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