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元環境庁長官 北川石松氏が死去
5月19日 22時5分

自民党の元衆議院議員で、環境庁長官などを務めた北川石松氏が19日、老衰のため、大阪府寝屋川市内の自宅で亡くなりました。
94歳でした。

北川石松氏は大阪府寝屋川市の出身で、寝屋川市議会議員や大阪府議会議員を経て、昭和51年の衆議院選挙で旧大阪7区から立候補して初当選し、6回連続で当選しました。
この間、第2次海部内閣で環境庁長官を務め、平成2年には、環境問題として全国的な注目を集めた長良川河口堰(ぜき)の建設計画を巡って、環境庁長官として初めて現地を公式に視察し、環境影響評価を追加して実施するよう建設省に求める異例の見解を公表しました。
北川氏は平成8年に政界を引退していました。

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