2013年03月07日
下の子が産まれたら赤ちゃん返りをしているようですが、
どうすればよいですか?
赤ちゃん返りは成長のあかしです。
赤ちゃんに嫉妬をするのは感情が育っている証拠です。
しばらくは赤ちゃんと同じように接しましょう。
そして、ぎゅっと抱きしめて安心させて下さい。
赤ちゃんの誕生でお母さんもお父さんも、
家族のみんなが赤ちゃんの世話をしたり、
注目をしたりするようになります。
お兄ちゃん、お姉ちゃんは、お母さんを赤ちゃんに
取られるのではないかという危機感と、
「もっと自分のことをみてほしい。」という思いになります。
そして、赤ちゃん返りをしてお母さんに訴えます。
面倒くさがったり、突き放したりしないで、
時には赤ちゃんを後回しにしてでも、
抱きしめてあげて下さい。
愛され、受け入れられていることを実感すると、
お兄ちゃん、お姉ちゃんとしての心が芽生え始めます。
2013年03月07日
何でもしたがりますが、
料理や買い物などどこまでさせたらよいですか?
自分でしたいという幼児の好奇心を満足させながら、
できることはお願いしていきましょう。
幼児期は、好奇心、関心をもったことは
何でも自分で確かめたくなります。
ましてや、大好きなお母さんのしていることには心が惹かれ、
手伝いたい、褒められたいという気持ちが高まり、
意欲が沸いてきます。
このような幼児期の心を受け止めることは大事です。
いろいろな経験させることは、
危なっかしいという思いはありますが、
失敗から学ぶことも多いので、
少々リスクを予測しながらまずはさせてみて下さい。
手助けが必要になったり、
途中でやめさせたりする場合も出てくるでしょうが、
その見極めは大人の役目です。
しっかり見守っていくことが大切です。
うまくいったときも、いかなかったときも、
「がんばったね」と認めの言葉をかけてあげましょう。
そこで得た満足感が次への意欲に繋がります。
2013年03月06日
子どもに虐待をしてしまったらどうしましょう?
子どもがかわいいとは思えません。
今よりほんの少し、わが子に心と時間をかけてみましょう。
きっとよさが見えてきます。かわいいという気持ちが沸いてくるはずです。
わが子が生まれてきた時のことを思い出して下さい。
きっと「生まれてきてくれてありがとう。」と思われたことでしょう。
自分が子育てに喜びを感じれば、
お子さんに笑顔をたくさん向けることができるでしょう。
お母さんに愛されていると感じたお子さんは
きっと笑顔でこたえてくれるはずです。
お子さんにとって、お母さん、お父さんを頼りに生きています。
そのことを時々意識しましょう。
困った時、悲しい時、怖いと感じた時はやっぱり、
「お母さん、お父さん」です。そんな存在を愛しいとは思いませんか。
自分の子育てが思い通りにいかず、
気持ちにゆとりが持てなくなり、
自分の感情がコントロールできなくなったときには、
ひとりで抱え込まずに、保育者や、身近な人に相談しましょう。
自分の思いを吐き出すことで次の一手が見えてきます。
2013年03月06日
家庭内の事で色々問題が起きると子供に当たってしまいます。
どうすればよいですか?
イライラ感がある時は子どもと少し距離を取りましょう。
同じ部屋から一旦出て、深呼吸してみて下さい。
又、身近な大人と話したり、気分転換をしましょう。
家庭内でのさまざまな悩みをお母さんひとりで抱え込まないで、
お父さんや、友達に、
あるいは保育者に話し、聞いてもらいましょう。
話すことで、心が落ち着き、解決の糸口が見つかるかもしれません。
どの家庭にも大なり小なりトラブルはあります。
そういうときに、子どもはお母さんのイライラしている気持ちや、
家庭内のいやな雰囲気を敏感に感じ取っています。
その時々で子どもに当たってしまうと、
子どもは情緒が不安定になり、とまどい、物の善悪や価値観が
育ちにくくなってしまいます。
イライラ感がある時は子供と距離を取り、
ご自分の好きなことに取り組んだり、散歩したり、
深呼吸して少し落ち着いて下さい。
もし、それでも子どもにあたってしまったら、素直に謝りましょう。
きっとわかってくれます。
子どもはだれよりも、お母さんが大好きです。
2013年03月06日
長時間の預かり保育をしています。
子どもとのふれあいが少ないですが大丈夫ですか?
短くても、子どもといっしょに会話したり、
ふれあったりするなど、
安心して過ごせる温かい場や時間を工夫しましょう。
子どもには、家庭が温かく見守られ、
ありのままの自分を受け入れてもらえる居場所が必要です。
長時間預かり保育を利用している子どもは
帰宅後、夕食、入浴、就寝などあわただしく一日が過ぎていきます。
そこで、夕食、入浴、就寝の場を親子のふれあいの場に
してみてはどうでしょうか。
夕食を共に終え、片付けをいっしょにおこなうことや、
入浴時には背中を流しあったり、就寝前には絵本や、
童話を読み聞かせしたりすることで、
親子のふれあいの時間を作りましょう。
親子のかかわりを楽しいと実感することが大切です。
時間の長さではなく、
心のつながりの深さを大事にしていきましょう。
2013年03月06日
父親の帰りが遅くて、子どもと遊ぶ時間がありません。
どうすればよいですか?
休みの日にはたっぷり家族の時間を取ったり、
朝早起きしたりして子どもの生活リズムに合わせましょう。
お父さんの帰りが遅い家庭が増えてきているそうです。
子どもとの楽しいふれあいは、大人の心を癒し、
笑顔を見ているだけで、その日の疲れを忘れることができます。
しかし、子どもの成長にとって、
毎日の睡眠時間を取る事はとても大切なことです。
昼寝もせず、夜9時以降に寝ると、朝は起きづらくなり、
子どもの成長にとって必要な睡眠が確保できません。
休みの日にたっぷり家族でふれあう時間を取ったり、
朝ちょっと早起きしたりして、
大人の方が子どもの生活リズムに合わせましょう。
2013年03月05日
夜は一人で寝れないし、着替えも一人でできません。
いつまで付き添えばいいのですか?
いつまでという時期にとらわれるのではなく、
かかわり方に変化を付けていきましょう。
今は保護者に甘えて安心しているときです。
添い寝をする中で、話しを聞かせたり、歌を歌ったり、
クイズをやったり、今日一日のことを思い出したりするなど、
その日の子どもの様子によって、
することや時間に変化をもたせ、
保護者も楽しめるひとときになるように工夫しましょう。
着替えは手伝いながらでも、
ひとりでできたことをまずは褒めましょう。
手伝うことを減らすなどして、
その都度具体的な頑張りを認め、褒めましょう。
子どもはひとりで大きくなるものではありません。
言えばその通りできるものでもありません。
自立していけるように、いろいろな援助、
サポートを必要とする存在です。
できるようになるまで、気長に付き合いましょう。
2013年03月05日
トイレに行きたがりません。
何か方法はありますか?
トイレが行きたい場所になるように、
まずは子どもの好きなぬいぐるみや、写真、キャラクターなどを置き、
安心して行けるように工夫してみましょう。
乳幼児の子どもたちのトイレトレーニングは
自立への第一歩です。
でもトイレに行くことに抵抗感のある子どももいます。
大人がゆったりした気持ちをもって、
気長に子どもに寄り添いながら進めていきましょう。
子どもが便座に座っている間は必ず寄り添い声をかけ、
安心させることも大切です。
小便が出なくても、トイレに行ったことを褒め、
「またしようね」と励ましましょう。
トイレでの用便があたりまえの感覚になるには、
慣れる時間と、ゆったり構える大人の姿勢が大切です。