2013年02月17日
野菜嫌いで困っています。
偏食をどうすれば治せますか?
偏食は治せます。
子どもが「食べてみようかな。」と思わせることができれば、
そのうちに食べれるようになります。
その方法としては、一緒に料理をすることをおすすめします。
にんじんを洗うこと、にんじんの皮をむくことなど、
料理を体験することにより、少し違った感情が表れてきます。
自分が作ったものはやはり、人一倍美味しく感じます。
又、家族の皆がその料理に対して美味しいと言えば、
本人も「食べてみようかな。」と思います。
自分が手伝った料理は特別な存在となります。
子どもは感度の調整がまだできていない部分があり、
味覚が大人より高いことがあります。
その場合は、嫌いなものを細かく刻んで好きなものに混ぜたり、
ジュースや、ケーキに変身させる方法もあります。
素材そのものの味を弱めることで食べることができます。
いろいろ試して、どれも上手くいかない場合は、
あまり心配しすぎず、気楽に考えていきましょう。
大人になるにつれ、味覚の感じ方が変わり食べれるようになります。
無理強いをして余計に嫌いになるようにすることは避けましょう。
2013年02月14日
危険から身を守ることを教えるにはどうしたらよいですか?
子どもは身体のバランス(頭部が体の割りに大きい)が取れていない点と、
経験不足で想像力が働かない点において、
大人よりも怪我や事故にあいやすい存在です。
保護者の見守り、手助けはかかせませんが、
子ども自身が危険から身を守る力をつけていく必要があります。
危険から身を守ることは日常生活の中でも十分学ぶことができます。
たとえば、外で元気いっぱい遊ぶことで、身体能力を高め、
危険を回避することができます。
又、手をつないで町を歩き、交通ルールや公共の場でのマナーを
教えることで安全に行動するための基礎が学べます。
子どもはいろいろな体験を通して学んでいきます。
危険について言葉ではなかなか伝わりません。
実際に身をもって感じることが重要です。
つまり、少々の怪我ならどんどんしたほうがよいと思います。
しかし、大怪我や命に関わる場合は直ちに
やめさせせなくてはいけません。
親である私達は子どもの行動を見守り、
必要な時にサポートする心構えでいて下さい。
2013年02月13日
冷凍食品や、お惣菜ばかり買ってしまいます。これで問題ない?
冷凍食品や、お惣菜などできあいの食品を買ってしまう背景には
いろいろな問題があると思います。
忙しくて料理ができない時はできあいのお惣菜を活用し、
一手間かけることで立派なおかずになります。
子どもにとって、何を食べるかよりも、
おうちの方と一緒に食事をすることの方が大事です。
最近は、食品の安全性が問題となっています。
成長期の子供にとって望ましくない食品もあります。
そのような情報にも耳を傾けながら冷凍食品、
お惣菜をチェックすることも大事です。
食事はいつも手がかけられるものではありません。
だれしもの共通の悩みだと思います。
あまりそのことに罪悪感を抱かずに、余裕のある時には、
手間をかけた料理に臨んでみてはどうですか。
2013年02月11日
食べることが遅いのですが、どうしたらよいですか?
食事の時間の問題は、食事という作業に時間がかかる場合と、
食事自体に集中できなくて時間がかかる場合の2つのケースが
考えられます。
食事という作業に時間がかかる場合、
食べやすいサイズに調理を工夫したり、
大きいものを小さくしてから口に運ぶというスキルを
教えることで効果があります。
又、食事自体に集中できなくて時間がかかる場合は、
食事以外の刺激を出来る限り少なくするように心がけましょう。
お腹が減っていなくて食事をしたくないと言った時には、
次の点をチェックして下さい。
@おやつは多すぎていませんか?
A外で体をいっぱい動かして遊んでいますか?
食事が遅いということはおなかがすいていないケースが考えられます。
又、食事をするときの雰囲気も大事です。
大人が同席して食事をしながら、子どもの食べ具合を見たり、
楽しく会話することで食が進むことがあります。
もし、それでも食べ残してしまった場合は叱らずに、
「今日はここまで頑張ったね。」と穏やかに終わりましょう。
2013年02月09日
目を離すとけがばかりしています。
けがをさせない方法はありますか?
子どもの頃は小さなけがを体験することで、
けがとはどういうものかを知ります。
そしてそれは大きなけがを未然に防ぐことに繋がります。
乳児期頃は親が危険なものを排除することは当然ですが、
幼児期頃からは危険なものを全て排除するのではなく
経験を通して学ばせましょう。
ただ、大けが、命に関わる恐れのあるものは必ず排除し、
子どもに対してもくり返し丁寧に教えて下さい。
幼児期頃は脳神経の発達と身体能力の発達が
必ずしも平行ではなく、発達のバランスによって、
すぐに転ぶなどの問題が発生するそうです。
その為、走りたいと思っているのに、
足が追いつかないという現象が起きるそうです。
2013年02月08日
健康というのは、体だけでなく、心も大事というのはなぜ?
私達人間は、ただ生きているだけではありません。
よりよく生きるためには心の安定が必要です。
子どもにとって特に体と心が密接に関係しています。
子どもの体調不良の裏には心の問題が隠れている場合があります。
人格を形成する幼児期に安定した情緒や豊かな人間性の基礎を
培う為、子どもは親や保護者のもとで、さまざまな体験をしながら
学んでいきます。
心も体も健やかに育つ為には
乳児期頃からの規則正しい生活リズムが必要です。
子どもに愛情を注ぎながら幼児期にふさわしい遊びを
十分に行うことが、心も体も健康に育つポイントです。