2013年01月08日
子供が幼児期に入ると親から離れていくことができます。
一人で遊ぶ時間や、友達と遊ぶ時間が増えていきます。
ただ幼い子供は自分で安心感を得る方法をまだ知らないため、
その都度親のそばに行って親から安心感を得ようとします。
それは子供が小学生になっても同じです。
子供は親に甘えることで安心感を得たり、
痛みを癒したりしているものです。
それとは逆に親は子供が大きくなるにつれて
子供の甘えを受け入れません。
子供は自分で安心感を作り出せるまで親の力が必要です。
子供の甘えは安心感を得たり、痛みを癒すと同時に
自立への準備と考えて、甘えを受け入れて下さい。
幼いころから甘えを受け入れた子供は
精神的な自立も早いと言われています。
2013年01月08日
子供が歩くようになると、行動範囲が広がり身の回りの危険から
守るために親は子供を支配しようとします。
親から行動を禁止する言葉や、
命令の言葉が増え始めるのもこの頃からです。
禁止の言葉や、命令の言葉は大人でも不快に感じたり、
いい感情は沸きません。
それは子供にとっても同じことです。
何もわからない子供の頃に、親から与えられる禁止の言葉や、
命令の言葉は子供にストレスを与えるだけでなく、
自分自身に否定的な感情が沸きます。
否定的な書き込みを受けた子供は自分自身を好きになることができず、
ダメな大人へと成長していきます。
では禁止語、命令語を使わないためにはどうしたらいいでしょう・・・。
それは
子供の動きを規制しなくてもいいような環境を作ることから始まります。
さわってほしくないもの、危険なものは出来る限り排除しましょう。
命令しなくても子供が行動するように習慣づけが大事です。
子供が次に考えること、子供が次に行動することを予測し、
禁止語、命令語を使わないように心がけることが重要です。
一歩先を考えた環境作りに取り組んでみて下さい。
2013年01月08日
愛することを教えることは何も難しいことではありません。
乳児期の子供は、お腹が空いて泣いていると直ぐに
母乳を飲ましてくれる。
オムツが汚れて泣いていると直ぐに代えてくれるなど、
泣き声にこたえてくれる人がいることを知ります。
自分の泣き声にこたえ、欲求を満たしてくれる人が
いることに安心感を覚えます。
それが「愛」の始まりです。
子供をよく抱くこと、笑顔で話しかけること、
よく一緒に遊ぶことなど子供に愛を教えるのは
難しいことではありません。
重要なことは、
とにかく十分に愛し、可愛がることです。
スキンシップを多くとり、笑顔で話しかけて下さい。
働いている親は子供との接する時間が短くなりますが、
子供とのふれあいは時間ではなく、
どれほど親密に関われるかだと思います。
短い時間を最大限活用し、よく話し合い、
子供が親と一緒にいて楽しいと思える時間を多く作りましょう。
2013年01月07日
子供に対して、親が関心を示さなかったり、
義務感のみで接したりすると、
子供はそれを敏感に感じ取ります。
子供にとって親は絶対的な存在です。
親から自分が愛されていないと感じると、
愛される価値がないからだと解釈するようになります。
親から愛されていないと、自分自身が好きになれません。
自分の中で愛が見つけられない子は人を愛することも下手です。
愛を探そうとしても素直に親に甘えられずに、
いたずらやあえて親の嫌がることをして親の気を引こうとします。
愛を十分に与えられていない子供がいづれ親となり、
子供を持った時にその子供にも十分の愛を与えることが出来ません。
親から子へ、そしてまたその子へと受け継がれていく苦しみを
誰かが止めなければいけません。
変えることが出来るのはあなた・・・。
今からでも遅くはありません。
子供を十分に愛して下さい。
子供と多く接して下さい。
そうすればこれから産まれてくる子たちの人生が、
きっと輝きが増すことになるでしょう。
2013年01月07日
どのお母さんも子供のために、いろいろな習い事や、
スポーツをさせようとします。子供にいろいろな経験をさせて、
優秀でいい子に育てたいという気持ちはどの親でも代わりません。
ただここで重要なのは、子供が自ら進んでやりたいと思うことを
させているかです。子供が素直で親の言うことをよく聞く子は、
親の敷いたレールを生きていきます。
自分なりのいい子ではなく、お母さんの望むいい子に育ちます。
人に期待されながら生きていくのは非常に辛く、
期待されすぎて育った子はあるがままの自分を
愛することが出来ません。
成績もよく、先生からの評価も高く、
心の優しい子でも心の中はいつも辛い思いで一杯なのかもしれません。
あなたのために・・・。」子供とっては愛とは感じられません。
お母さん自身が一度立ち止まって、
子供の本当の声を聞くことを忘れないで下さい。