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【ゴルフ】松山メジャー最速V逃す 9打差大逆転された2013年5月20日 紙面から ◇日本プロ日清カップ<最終日>
▽19日、千葉県・総武CC総武C(7327ヤード、パー71)▽晴れ、気温23・4度、風速4・1メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽62選手▽観衆7259人 2位に4打差をつけていた松山英樹(21)=東北福祉大=が3バーディー、7ボギーの75と崩れ、通算4アンダーの2位タイに終わり、国内メジャー最速Vを逃した。優勝は65をマークした金亨成(キム・ヒョンソン、33)=韓国=で、1973年のツアー制施行後の最多差逆転優勝記録に並ぶ9打差逆転V。国内メジャー初制覇で来年からの5年間シード権を獲得した。 バーディー奪取なら優勝。パーならプレーオフという状況となった最終18番。左手前バンカーからの3打目はピン手前2メートル。キャディーには「まっすぐいこう」と言われたそうだが、「自分の中で不安があって右を向いて…」。パーパットが無情にもカップの右を抜け、松山が天を仰いだ。 敗因は出だし1番。約80センチのパーパットを外してしまった。カップを抜けてのボギー。このつまずきを最後まで引きずった。「きのうまでショートパットが良かったから簡単に打ちすぎた」。そこから「パットのライン読みに違和感と不安を覚え、ショットを(チャンスに)つけないとという意識になり、ショットも曲がり始め、ボギーが止まらなくなった」。4番から4連続ボギーで急降下。8、14番はバーディー。15番では15メートルものバーディーパットを沈めギャラリーを魅了したが、最後に逆転Vを許してしまった。 この日は東北福祉大の阿部靖彦監督の51歳の誕生日。優勝はプレゼントできなかったが、敗戦から課題も見つけた。「パットが良くないときにパーをセーブできるアプローチがないと苦しくなるので、もっとショートゲームを磨かないといけない。いい勉強になりました。きょうのことを反省して、次、頑張りたい」。依然賞金ランキング首位を守っている若武者が、27日に行われる全米オープン日本最終予選(茨城県・大利根CC)でメジャー切符獲得に挑む。 (櫛谷和夫) PR情報
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