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【プロ野球】

阪神逆転勝ち 新井貴は1000打点へM2

2013年5月20日 紙面から

◇阪神10−5西武

西武−阪神 6回表、左越え2ランを放つ新井貴=西武ドームで(園田高夫撮影)

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 阪神は2−5の4回、連続押し出し四球、鳥谷の2点二塁打などで5得点と逆転した。6回には新井貴の7号2ランで加点。能見は5イニング5失点で4勝目。後半は救援陣が無失点。西武は3連敗。涌井が6失点で4回も持たなかった。

 両軍のエースが序盤から大乱調。大味なゲームを決めたのは阪神・新井貴の一振りだった。2点リードの6回2死一塁。カウント2−2から岩尾の抜けた甘いフォークを逃さず捉えた。弾丸ライナーで左翼席に突き刺さる7号2ランで西武にとどめを刺した。

 「何も考えていないですよ。追い込まれていたし。ちょっとシュート回転していた」

 獲物に体が自然に反応した。自身26打点はチームトップだが、上からボールをたたく打撃が板につき、状態が上がってきた5月だけで20打点もたたき出した。これでプロ野球では史上39人目となる通算1000打点まであと「2」。大台達成に向けて秒読みに入った。

 交流戦は3連敗スタートから2連勝。和田監督も「まさか、能見と涌井の(投げ合う)ゲームでこんなゲームになるとは想像していないから。点を取られた後に、すぐにひっくり返せたのと新井貴の2ラン。あの2ランは大きかったね」と効果的な一発を絶賛した。

 主軸として打点を量産している働きぶりに「しっかり積み上げていきたい」と新井貴。右肩痛で出遅れ、開幕スタメンを外れたが、6番から5番に上がり、4番復帰さえも見えてきた。 (中谷秀樹)

 

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