関西電力の八木誠社長は27日、高浜原発3、4号機(福井県高浜町)を優先的に再稼働させたいとした自らの発言について、「思いを十分お伝えできず、いろんな誤解を招いたことはまことに申し訳なく思っています」と釈明した。この日、福井県の西川一誠知事と面会した後、報道陣の取材に応じた。
八木社長は、高浜3、4号機の再稼働は「原子力の重要性と、国による安全性評価があくまでも前提」と釈明。一方で、原発を稼働させて電力を安定供給するのが「電力会社としての使命」と強調し、「将来的に、安全性が確認できたプラントについては稼働させていただきたいという気持ちは持っている」と述べた。
八木社長は大飯原発4号機(福井県おおい町)がフル稼働した25日、「大飯3、4号の次という意味では、高浜3、4号機を優先的に再稼働させて頂く方向で、これから国と調整したい」などと発言。枝野幸男経済産業相が「発電事業者としては、(9月発足見込みの)原子力規制委員会の判断を見守るべきだ」と不快感を示していた。