カカシとオビトの会話から始まる。
NARUTO 64カカシとオビトの会話から始まる。
ぽっかりと開いた穴…
オビト「ここには何もない…
あるのは痛みだけさ
だから
おれは全てを捨てたんだ…
お前だって
ずっと苦しんで来たんだろ?
リンの墓…
それにおれに墓の前で…」
カカシ 「…………」
言葉を返せないカカシ。
無邪気な少年だったオビトのイメージが
どうしても頭から離れない。
オビト「カカシ…もういいんだ
もう苦しむ必要はない。
リンはここにいる
それにおれはやっぱり
お前が好きなんだ」
そう言って昔の姿の
リンとオビトを幻術で繰り出すオビト。
リン 「あなたの理想だったあたしが
ここにいるわよ」
オビト「おれは火影になる!!」
幻術のリンとオビトが
カカシに話しかける。
オビト「欲しいものを
思い浮かべてみるんだ…
この幻術世界では
なんだって手に入る
心の穴もすぐに埋まるさ…」
ズバッ!!!
雷切で幻術の
リンとオビトをぶったぎるカカシ。
カカシ「リンは死んだ
それにお前は生きている
こんなもので誰かの心を
満たすことができると…
本当に思っているのか?」
オビト 「………」
カカシ「リンの記憶を消そうとするな!
彼女は命懸けで
里を守ろうとしたんだ!」
リンの話題に顔が険しくなるオビト。
カカシ「いくら妄想で埋め尽くしても…
心まで
埋めてくれることはないぞ」
場面かわり
十尾が大きく口を開けている。
すると口の中から
巨大な花(ラフレシアみたいな)
出てくる。
シー「また変形してる…!」
八尾「いや…元の姿に戻ってるだけだ
あれは攻撃用だな。
それにまだ
最後の変形を残しているぞ」
ナルトは治療中だし
九尾はチャクラを練らないとだしな…
おれらの出番だ、ビー!」
ビー 「よし! 行くか!!」
八尾 「聞いてくれ、ビー
最後の変形も終わったら
おれたちもお別れだ…」
一方
十尾は頭部についた巨大な花の先端で
尾獣玉を作っていた。
マダラ(十尾はまだ完全ではないな…
ナルトの中の尾獣どもが
邪魔をしているのか…
結局おれが全て
やらないといけないのか…
楽しもうと思った矢先にこれだ)
シカマル「どんどん大きくなるぞ…」
チョウジ「ナルトのせいなのかな?」
あまりの尾獣玉のスケールに
立ちすくむ忍たち。
「なあ…正直
ナルトのチャクラも無い状態で
俺達に何ができるんだ?」
そんな弱音にイラつくサクラ。
サクラ「今さら躊躇ってる
ヒマなんかないわよ…!
ナルトだって
やれるだけのことをしてくれたの!!
彼の言葉を聞いたでしょう!!」
―ここに友達を感じられねえことが
一番つらいんだってばよ!!!―
忍A 「そうだな…
彼は忍らしく全力で
おれたちを守ってくれ…」
サクラ「そういう意味じゃないわ!!
ここにいる全員が仲間だって
気付かせようとしてくれてるの!!」
忍連合軍の全ての者たちに
サクラは叫ぶ。
サクラ「私が全力でナルトを治療する!
全員で力を合わせるのよ!
どうせ死ぬなら…
やれるだけやって死にましょう!!」
シカマル「へへっ…
いの!
繋いで欲しいやつがいる!」
いの 「何か思いついたの?」
チョウジ「さすがだな
シカマル!!」
相手は黄ツチ。
シカマル
(聞いてくれ、黄ツチさん…)
黄ツチ
(お主はシカクの…)
シカマル
(岩の国出身じゃない忍たち全員に
土壁の術みたいな土遁を
教えて欲しいんだ)
黄ツチ
(土壁の術は誰でもできるぞい…
そんな術より…)
シカマル
(いや
誰でもできるからこそやるんだ
戦いには質もだけど
同じぐらい量も大事なんだ)
黄ツチ
(じゃが土壁なんか
すぐに破られてしまうぞい…)
シカマル
(破られてもまたすぐ作りなおせばいい。
そうすればあるていどの防御にはなる…
強固な壁を築くかわりに
弱い壁をたくさん作ることで
敵の勢いを弱めるんだ
もちろん岩の里の忍には
一際強い壁を作ってもらえると
助かります)
黄ツチ
(なるほどじゃぜ…
やる価値はある…!!
すぐに術を教えよう!!)
シカマル
(その前にビーさん!
尾獣玉がきたらなるべく
軌道を上に逸らしてもらえるよう
お願いします!)
シカマル「いの…
今度は戦場の忍たち全員に
つないで欲しい…やれるか?!」
いの 「やってやろうじゃないの!!」
全員で土遁の練習をしている。
そのとき、十尾が尾獣玉を発射する。
何重にも重なった巨大な土壁で
対抗する連合軍。
場面かわり、カカシサイド。
オビト「幻術の世界になんの問題がある?
現実こそ残酷だ…
心の穴が余計大きくなるだけだ」
カカシ「自分の思い通りに
いかないことだってある…
それに
助けが間に合わないことだって
ある…」
オビト「おれみたいにな! そうだろカカシ!?
こんな世界でこの穴を
どう埋めろと言ってるんだ!?」
カカシ「…おれみたいなクズでも…
学ぶことはある」
三代目、ミナト先生
そして
第4班のサクラ、ナルト、サスケの顔が
浮かぶ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4088706285
カカシ「この心の穴は
他人が埋めてくれるんだ
自分の思い通りに
ならないからといって
この世界を…それに友人を拒めば
誰も自分には近寄ろうとしないんだ
だから穴も埋まることがない…
逃げてばかりでは
何も得ることだってできないぞ
諦めなければ
まだ救われるかもしれないんだ!」
再び場面は戦場へ。
数十もの土壁がどんどん突破されていく。
連合軍も負けじと新しい壁を作るものの
尾獣玉の勢いは止まらない。
シカマル「くそっ…」
黄ツチ
(思ったより強いぜよ…
このままでは…)
眼前に迫った尾獣玉
そこに八尾が割り込む。
八尾 「ぐううっ!!!」
またカカシサイドへ。
オビト「話はそれだけか
この世から現実実と他者の
感情を取り除いてこそ…
真の幸せが訪れるんだ!」
カカシ「忍の世界では
ルールを守らない者は
クズ呼ばわりされる…
だが…
仲間を大事にしないやつは
それ以上のクズだ」
オビト「!!」
カカシ「それに仲間の感情を
大事にしないやつも同じようにク
ズなんだ!!
おれはかつてのお前の感情を
ないがしろにはしない…
例えお前が拒もうとも」
そう言って
再び雷切を発動するカカシ。
場面は戦場へ。
八尾は押さえていた尾獣玉が
急に消えてしまう。
!?
き…消えた…!?
サクラ「!」
ミナト「遅かったかな?」
ナルト「いや…時間通りだってばよ
父ちゃん!!」
遂に……!!
次週へ
【管理人】ぽっかりと開いた穴…
オビト「ここには何もない…
あるのは痛みだけさ
だから
おれは全てを捨てたんだ…
お前だって
ずっと苦しんで来たんだろ?
リンの墓…
それにおれに墓の前で…」
カカシ 「…………」
言葉を返せないカカシ。
無邪気な少年だったオビトのイメージが
どうしても頭から離れない。
オビト「カカシ…もういいんだ
もう苦しむ必要はない。
リンはここにいる
それにおれはやっぱり
お前が好きなんだ」
そう言って昔の姿の
リンとオビトを幻術で繰り出すオビト。
リン 「あなたの理想だったあたしが
ここにいるわよ」
オビト「おれは火影になる!!」
幻術のリンとオビトが
カカシに話しかける。
オビト「欲しいものを
思い浮かべてみるんだ…
この幻術世界では
なんだって手に入る
心の穴もすぐに埋まるさ…」
ズバッ!!!
雷切で幻術の
リンとオビトをぶったぎるカカシ。
カカシ「リンは死んだ
それにお前は生きている
こんなもので誰かの心を
満たすことができると…
本当に思っているのか?」
オビト 「………」
カカシ「リンの記憶を消そうとするな!
彼女は命懸けで
里を守ろうとしたんだ!」
リンの話題に顔が険しくなるオビト。
カカシ「いくら妄想で埋め尽くしても…
心まで
埋めてくれることはないぞ」
場面かわり
十尾が大きく口を開けている。
すると口の中から
巨大な花(ラフレシアみたいな)
出てくる。
シー「また変形してる…!」
八尾「いや…元の姿に戻ってるだけだ
あれは攻撃用だな。
それにまだ
最後の変形を残しているぞ」
ナルトは治療中だし
九尾はチャクラを練らないとだしな…
おれらの出番だ、ビー!」
ビー 「よし! 行くか!!」
八尾 「聞いてくれ、ビー
最後の変形も終わったら
おれたちもお別れだ…」
一方
十尾は頭部についた巨大な花の先端で
尾獣玉を作っていた。
マダラ(十尾はまだ完全ではないな…
ナルトの中の尾獣どもが
邪魔をしているのか…
結局おれが全て
やらないといけないのか…
楽しもうと思った矢先にこれだ)
シカマル「どんどん大きくなるぞ…」
チョウジ「ナルトのせいなのかな?」
あまりの尾獣玉のスケールに
立ちすくむ忍たち。
「なあ…正直
ナルトのチャクラも無い状態で
俺達に何ができるんだ?」
そんな弱音にイラつくサクラ。
サクラ「今さら躊躇ってる
ヒマなんかないわよ…!
ナルトだって
やれるだけのことをしてくれたの!!
彼の言葉を聞いたでしょう!!」
―ここに友達を感じられねえことが
一番つらいんだってばよ!!!―
忍A 「そうだな…
彼は忍らしく全力で
おれたちを守ってくれ…」
サクラ「そういう意味じゃないわ!!
ここにいる全員が仲間だって
気付かせようとしてくれてるの!!」
忍連合軍の全ての者たちに
サクラは叫ぶ。
サクラ「私が全力でナルトを治療する!
全員で力を合わせるのよ!
どうせ死ぬなら…
やれるだけやって死にましょう!!」
シカマル「へへっ…
いの!
繋いで欲しいやつがいる!」
いの 「何か思いついたの?」
チョウジ「さすがだな
シカマル!!」
相手は黄ツチ。
シカマル
(聞いてくれ、黄ツチさん…)
黄ツチ
(お主はシカクの…)
シカマル
(岩の国出身じゃない忍たち全員に
土壁の術みたいな土遁を
教えて欲しいんだ)
黄ツチ
(土壁の術は誰でもできるぞい…
そんな術より…)
シカマル
(いや
誰でもできるからこそやるんだ
戦いには質もだけど
同じぐらい量も大事なんだ)
黄ツチ
(じゃが土壁なんか
すぐに破られてしまうぞい…)
シカマル
(破られてもまたすぐ作りなおせばいい。
そうすればあるていどの防御にはなる…
強固な壁を築くかわりに
弱い壁をたくさん作ることで
敵の勢いを弱めるんだ
もちろん岩の里の忍には
一際強い壁を作ってもらえると
助かります)
黄ツチ
(なるほどじゃぜ…
やる価値はある…!!
すぐに術を教えよう!!)
シカマル
(その前にビーさん!
尾獣玉がきたらなるべく
軌道を上に逸らしてもらえるよう
お願いします!)
シカマル「いの…
今度は戦場の忍たち全員に
つないで欲しい…やれるか?!」
いの 「やってやろうじゃないの!!」
全員で土遁の練習をしている。
そのとき、十尾が尾獣玉を発射する。
何重にも重なった巨大な土壁で
対抗する連合軍。
場面かわり、カカシサイド。
オビト「幻術の世界になんの問題がある?
現実こそ残酷だ…
心の穴が余計大きくなるだけだ」
カカシ「自分の思い通りに
いかないことだってある…
それに
助けが間に合わないことだって
ある…」
オビト「おれみたいにな! そうだろカカシ!?
こんな世界でこの穴を
どう埋めろと言ってるんだ!?」
カカシ「…おれみたいなクズでも…
学ぶことはある」
三代目、ミナト先生
そして
第4班のサクラ、ナルト、サスケの顔が
浮かぶ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4088706285
カカシ「この心の穴は
他人が埋めてくれるんだ
自分の思い通りに
ならないからといって
この世界を…それに友人を拒めば
誰も自分には近寄ろうとしないんだ
だから穴も埋まることがない…
逃げてばかりでは
何も得ることだってできないぞ
諦めなければ
まだ救われるかもしれないんだ!」
再び場面は戦場へ。
数十もの土壁がどんどん突破されていく。
連合軍も負けじと新しい壁を作るものの
尾獣玉の勢いは止まらない。
シカマル「くそっ…」
黄ツチ
(思ったより強いぜよ…
このままでは…)
眼前に迫った尾獣玉
そこに八尾が割り込む。
八尾 「ぐううっ!!!」
またカカシサイドへ。
オビト「話はそれだけか
この世から現実実と他者の
感情を取り除いてこそ…
真の幸せが訪れるんだ!」
カカシ「忍の世界では
ルールを守らない者は
クズ呼ばわりされる…
だが…
仲間を大事にしないやつは
それ以上のクズだ」
オビト「!!」
カカシ「それに仲間の感情を
大事にしないやつも同じようにク
ズなんだ!!
おれはかつてのお前の感情を
ないがしろにはしない…
例えお前が拒もうとも」
そう言って
再び雷切を発動するカカシ。
場面は戦場へ。
八尾は押さえていた尾獣玉が
急に消えてしまう。
!?
き…消えた…!?
サクラ「!」
ミナト「遅かったかな?」
ナルト「いや…時間通りだってばよ
父ちゃん!!」
遂に……!!
次週へ
詳細バレ、画像追加等
変動あったら更新します
ナルト 第631話のネタバレは
5月21~23日ぐらいに更新予定
【前回】
【ネタバレ一部画像】ナルト 第629話 ジャンプ24号【NARUTO】
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