流れを変える西岡(右から2人目)の一発にパフォーマンスは大盛り上がり【拡大】
「室内なんか行っていないですよ。神社に行って手を合わせて来ただけですよ」
テレ笑いのスピードスターはジョークで真相を隠したが、必死だった。連敗中は「(記事で)叩いといてください」「毎回、負けた後のコメントが同じなのが情けない」と真正面から敗戦を受け止め、批判の対象に名乗り出ていた。それだけに大観衆の賞賛が心地よかった。
バットを変えていた。「最近疲れてきたし、打てていないので気分転換に」。920グラムのバットを使用していたが、880-890グラムに変更。バットを軽量化したことで、気分も軽くなった。
「連敗を3で止めたのは大きい。弱いチームは5、6連敗もしてしまうから。ましてや相手のピッチャーが良かった。これを自信にしたい」
1番が打てばチームが変わる。観戦に訪れた仲がよいタレントのたむらけんじも大喜びだった。背番号「7」が交流戦巻き返しの先頭に立つ。
(紙面から)