【承前】本ブログでは各種画像盗用の検証の契機となった
本ブログにおけるこの記事の拡散を希望します。
『ネットの画像無断使用問題アレコレを考える』
http://ultrazabungrl.hatenablog.com/entry/2013/05/09/162636
円谷プロダクション、東映、東宝、松竹、小学館、パラマウント、ワーナー
邦画や洋画、テレビの特撮作品やヒーロー映像作品のキャプチュア画像を
惜しげもなく盗用し、自分が作った物語を盛り上げる隷属的位置として使用した
『飛び出せ！宙マン』に関する重大記述です。各権利元への通報のご協力をお願いします。
まずはご報告。昨日を持ちまして本ブログが1000HITに達しました。
ブログ開設9日目にして1000HITありがとうございます。
この「9日目なのに1000」にはいろんな意味が込められてるんだろうなぁ(笑)
「いろんな意味」が。
さて本題。
このブログの検証執筆は、意外と根気と粘りを必要とするのだが
こと『遊びをせんとや生まれけり』で大人気連載中の
『飛び出せ！宙マン』作品内で使用されている画像の無断転載や盗用に関しては
ブログ主の性格（「ネットで画像が見つかりさえすれば、ロケに行かずに済ませる」
「ネットでネタになりそうな（他者の）画像が見つかれば、それを元にオハナシをでっちあげる」等々）
を察知した上でだらだら眺めてさえいれば「あぁコレはきっと自分で撮影した画像ではないな」
と思える画像が「必ず」有り、その先で逆画像検索等で検証をしていくと
「フリー素材でもパクられたのでもなく、完全に黒」認定できる画像が殆どなのである。
これはむしろ、先日（『飛び出せ！宙マン』の模倣としてフォロワーによって作られた）
『宙マンシリウス』の検証を行って、逆に気付かされたことである。
このブログ主の場合は『宙マンシリウス』作者と違って、とことん「盗用を技能の一部」だと
思っているからなのかもしれないが、撮影自体は困難ではなさそうな画像でさえ
無断転載そのまんまを堂々と使用するので、こちらとしてはとても検証がしやすい。
例えば、思いついただけで今回は記載しようと思うのだが。
私のこのブログが開始される一か月前のタイミングで発表された
『飛び出せ！宙マン』「待ちに待ってた春ですよの巻」
http://blue.ap.teacup.com/plamic/5201.html
ここでネタにしている韓国ドラマDVD『ソドンヨ』の商品画像。
http://blue.ap.teacup.com/plamic/img/1365076633.jpg
これは（誰が見ても容易に想像がつくであろうが）勿論公式商品紹介画像の無断転載であった。
『薯童謠 ソドンヨ 1～28（全28枚）（全巻セット DVD） [字幕] ／中古DVD【在庫現品限り】
ビデオ・DVD - あるあるビデオドットコム』
http://www.aruaruvideo.com/detail/E03399.html
http://www.aruaruvideo.com/images02/E03399.jpg
ブログ主は日々常々、韓国ドラマ好きを「交流掲示板」等でアピールしているが
そんなに好きなのであれば『ソドンヨ』のDVDくらい持っている筈。
持っているなら、それを棚（かどうかは知らないが）からつまみ出してデスクに置いて
デジカメで撮影すればいいだけの話。
ブログ主程の腕(笑)であれば、ものの数分もかからずにネタが一つ出来るのだから
これほど楽な作業もない筈である。
なのにその「たった数分の作業」もしない（まぁありえない仮定を挙げるのであれば
「交流掲示板」でアピールしている「韓国ドラマ好き」はただの「ネット用キャラ付」でしかなく
実際は好きでもなんでもないので、DVDを持っていないという可能性も「考えられなくはない」）
「その数分」を「自力で撮影」ではなく「ネットで検索して画像を保存してUP」に使う。
こういう行いが、ブログ主の著作権法への配慮の甘さや、他人の権利を踏みにじっても自身を省みない
慢心ともいうべき性格を反映させているのではないだろうか。
もちろん、映像作品の公式画像を使用するのであっても
作品内のキャプチュアを使用するのであっても、そこで書かれる文章が
「紹介、参照、論評」であり、なおかつ「文章が主で、引用画像が従」であれば
著作権法上の「引用」が認められ、それは最高裁判所の判例でも残っている。
私のブログで無断転載疑惑の画像や、その転載元と思われるサイトの画像をUPするのは
その「引用」が目的であり、『飛び出せ！宙マン』ブログ主のように
「ぼくのかんがえたものがたりの1しーん」に使用することは「引用」ではないのだ。
逆を言えば『遊びをせんとや生まれけり』というブログにおいても
「今日の一曲」等というジャンルカテゴリで
「出撃！ SAF（カラオケ）」といったタイトルでyoutubeやキャプチュア画像が使用されているが
これなどは、まぁ寛容な目で見れば「論評」の領域であると解釈することも可能なので
私のブログでの検証対象からは外れるのだ。
問題なのは「他社や他者が権利を持っている筈の知的財産を、何の断りもなく無断て盗用し
自身の創作物（ここがポイント）の中で、隷属させる形で使用する」行為なのである。
もしかしたら、ブログ主は全くの悪意も「無断転載」という概念もなく
イノセンスにネットから画像を盗用しているのかもしれない。
その可能性も考えられなくもない。
前回の記事でも言及したように、このブログ主は他人の著作物は無断で盗用する代わりに
自身が築いた「宙マンワールド」の世界観も、周囲のファンに自在に使って良いと公表した
「謎の一人解釈フェアユース人間」かもしれないという可能性は前回も書いた。
「そうであっても違法は違法」だが「そうであるなら、もう少し温かく見守らねば」という見解もあろう。
あくまで「そうであるなら」だが……。
そこで今回ご紹介する次の画像である。
これは今回『ソドンヨ』が登場した「待ちに待ってた春ですよの巻」の他
『飛び出せ！宙マン』作品内で既に
「第二部・完！ やったぞ宙マン大勝利の巻」でも使われている。
http://blue.ap.teacup.com/plamic/img/1299843082.jpg
北海道の景観を見下ろした素晴らしい写真である。
露光や被写界深度合わせ等、ブログ主の撮影テクニックに惚れ込みそうな程の名写真だ。
しかし、これを逆画像検索をかけてみると、とあるサイトがHITしたのだ。
函館平野俯瞰： 北海道新幹線の沿線（趣味のページ）
http://www9.plala.or.jp/tra/m_map03/c_314/c_314.html
ここは本格的な撮影画像のサイトであり、このページ全体が函館の景観写真で彩られている。
撮影日も「撮影日：H22.5.14」と明記されており、このページの写真を全てサイト主が撮ったことは
明確に自己主張されているのである。
その中の3枚目を見てみよう。
ここで重要なポイントとしては「写真は誰が見ても分かるレベルで同一の物」であるにも拘らず
こちらのサイト主の写真画像には、無断転載防止用でネットでよく見かけられる
「画像内にサイト名とURLを記載する」処置が、しっかりと施されているということだ。
写真の右下方面にははっきりと「北海道新幹線の沿線 http://www9.plala.or.jp/tra/」と記載されており
明確に、画像の無断転載を拒否する姿勢が示されている。
ちなみに（互いの自己申告記述を信頼するのであれば）
『北海道新幹線の沿線』で、この写真が撮影・UPされたのは2010年の5月
『飛び出せ！宙マン』内で、初めてこの画像が使用されたのは2011年の3月。
時系列的に見て、「北海道～」サイト主が『飛び出せ！宙マン』の画像を盗用することはありえない。
あまつさえ、『北海道新幹線の沿線』サイトの（おことわり）というページには
はっきり「転載はお断りします」と明記されている。
そうなるといきなり「この写真はフリー素材である」
「この写真はブログ主の物であり、逆に盗用された」という二つの可能性は
いきなり抹殺されるところから検証は始まる。
だとすると、まずは一つの仮説が生まれる。
それは一番シンプルな仮説。「宙マンブログ主が函館の景観を物語に入れようとして
自分で撮影するのは面倒くさいからと、手っ取り早く『北海道新幹線の沿線』から盗用した」
「推定無罪」を前提に検証を絞っていこう。
まずはっきり言える事実としては「宙マンに掲載されている画像には
元権利者が無断転載を拒否るために入れておいた自サイトの名義記入が、丁寧に消されてる」事。
これをストレートに解釈すると「宙マンブログ主が確信犯的な盗用者であり
元権利者が『絶対に無断複製をするな』と念を押した記載名義までも
わざわざ念入りに（盗用がばれないように消して）自分の物であるかのように使用した」となる。
まぁ私自身はこの仮説のままが真実だったとしても微塵も驚かない程度には鍛えられたが
一応その仮説には、二つのツッコミドコロがある。
まずは「もしかすると、宙マンブログ主が『北海道新幹線の沿線』サイト主に正式に連絡を取り
そこで正式なやり取りがあった結果、サイト名無記名版の画像を課してもらえたのではないか」
二つ目は「宙マンブログ主の画像加工ソフトの性能とブログ主の技量程度では、あそこまで自然に
サイト名義記入を画像から消すことは、正直無理ではないか」という疑問。
そこでとりあえずここでは、検証ではなく類推でこの問題を考えてみよう。
ブログ主は今まで一通り暴いてきたように、突出したエゴイストであり無法者であり怠け者だ。
「そこ（ネットの検索結果）に写真があるのなら」そこで一々折り目正しく正式に借用しようと
サイト主に連絡を取って手間をかけるような、そんな性格ではない事は
これまでの検証事例からも明確に浮き上がっている。
（そういったやり取りがあれば概ねは極自然に、画像引用元サイトがブログ記事に併記される筈である）
しかし、ブログ主はそれほどまでにエゴイストであり怠け者であるのと
同等かそれ以上に見栄っ張りでもあり、自らを虚飾で彩ろうとする性格の持ち主である。
なので、仮に無断転載した画像に、元権利者サイトの名義記入等が入ったままであれば
閲覧者や盲信的宙マンファン(笑)に、自分の盗用が即時にバレて（まぁあそこに通っている
リピーターの閲覧者は皆誰も、画像の無断盗用位は気付いているとは思うが……）
恥を晒すことになる訳で、それをそのまま放置するブログ主ではないという事。
トドメとしては「『北海道新幹線の沿線』サイト主が『転載はお断りします』と書いてあるのだから
そもそも常識的に考えて、一言断りを入れる程度では転載は許されない」という大前提。
もう一つ、そこまで自尊心が高い見栄っ張りなブログ主なのである。
仮に『北海道新幹線の沿線』サイト主様との貸し借り交渉に臨んで成功したのだとしても
「貸す側」からすれば、せめてそこで「貸すに当たっての最低条件」として
「引用元サイトの明記」くらいは（常識的には）貸す相手のブログ主に求めるであろうし
それを呑むブログ主ではない事は、これまででの検証でも明白である。
そうなると「画像を正式に借りる手続きを踏むはずがないブログ主」と
「盗用してきた画像に、権利元名義が残っている状態のまま使う筈がないブログ主」の二つに対して
「そこで華麗にテクニカルに、元画像から引用元名義だけを消し去る技量の無いブログ主とソフト」という要素は
これまでのプロファイリングを前提とすると、どうしても矛盾が出て来てしまうのである。
さぁこれはいったいどういうことなのだろう？
私のプロファイリングが根底から間違っていたのか？
いや、そうではない。やはり「どうやら無断転載」が結論なのだ。
要するに『飛び出せ！宙マン』と『北海道新幹線の沿線』を、直接結び付けるから矛盾があるように見えるのだ。
その間に「ネットは広大だわ」という概念（ちなみに私は『攻殻機動隊』は押井守監督映画派）を
少し挟み込むだけで、これらの矛盾は一気に解決する。
要するに「『北海道新幹線の沿線』サイトの写真から、サイト名義記入部分を消せるだけの
ソフトと技量を持った誰か」が（私も『飛び出せ！宙マン』ブログ主も知らないレベルで）
ネットのどこかにいて、『北海道新幹線の沿線』サイト名義記入を消した加工後の画像がUPされていて
『飛び出せ！宙マン』ブログ主は、「それ」をネットで探し出し、保存し使用したのだろうという事。
タネは簡単。先程の逆画像検索で、『飛び出せ！宙マン』とも『北海道新幹線の沿線』とも違う
「第三の画像掲載先」として、こんなページがヒットしたのである。
北海道新幹線 ほぼ半分完成｜ニコニコ速報
http://ameblo.jp/nico-soku/entry-10760537668.html
ネットで言う、いわゆる「2ちゃんまとめブログ」の記事であるが
この手のまとめブログも多様化しており
2ちゃんねる（2ちゃんには画像UP能力はない）スレが特定の画像を話題にしたり
誰かが他のアップローダーに画像を挙げて、それを肴に語り合ったりしたスレであった場合
まとめブログではその画像を、スレまとめにタグで埋め込んで見やすくしようとする所も多い。
これもこれで、ゆゆしき無断転載の温床な訳だが、今は話題が違うので割愛するとして
（スレで特定の画像を話題にすること自体が「引用」の条件を満たす、と見る向きもある）
このページの中段、レス番号46が並べた（実際のスレでは画像アップローダーへのリンクと思われる）
画像の群れのを見てほしい。そこにこんな画像があった。
まさにドンピシャ。ビンゴである。
ここでUPされている画像は、『北海道新幹線の沿線』サイトの写真であるにも関わらず
そこでのサイトの名義記入が「誰か」によって綺麗に消されており、UPされているのだ。
ちなみにこの2ちゃんスレは2011年1月の物。
『北海道新幹線の沿線』サイトの写真がUPされた後でもあり
『飛び出せ！宙マン』でこの画像が初めて使用される、僅か2か月前。
ここで明確に「ブログ主はこのスレまとめを見つけて、ここから画像を保存した」とは言い切れない。
先程から書いているように、私も皆さんも、『飛び出せ！宙マン』ブログ主でさえも知らない
「画像を出自不明にするように加工した誰か」が介在していることは確かだからだ。
（嫌味のような「可能性だけの話」でいうのなら、やはり盗用者はブログ主で
サイト名義を消去偽装したのもブログ主で、このスレの46もブログ主なのだ」という仮説もあるが
流石にそれは考え辛い）一度ネットの海に放流されてしまえば
どのルートをどう辿って、どこでUPされるかもわからないのがインターネット。
今回の話で言えば、ひょっとすると（というかおそらく）ブログ主は
『北海道新幹線の沿線』というサイト自体すら知らなかった可能性も高く
ただただ、第三者が加工してネットに放流した写真をどこかで拾って
違法行為に無自覚なまま使用したのだろう。
軽い気持ちでネットから画像を拾って使いまくっていたら、知らぬ間に盗用者になっていた。
ネットにはそういう底知れぬ怖い部分があるからこそ、著作物を使用する際には
細心の注意が必要なのだということを、分かっていないブログ主の根幹がこれで浮き彫りになる。
ざっとこのスレまとめ記事を見渡せば、数十枚に渡る「北海道の景観写真」が掲載されている。
しかも、舞台が「2ちゃんのスレまとめブログ」という
ネットの一方ではその存在までもが叩かれている、日陰者の存在である。
仮にブログ主がここを発見して、件の画像をここで保存したのだとすれば
（その可能性はないとは言い切れないだろう。なにせ元の写真がネットに発表されてから
『飛び出せ！宙マン』で使用されるまでには一年以上の月日があったのに
この2ちゃんスレまとめブログ記事がUPされてからは、たった2か月しか間が空いていないというのは
怪しいと言えば怪しい。また「誰が元サイト名義記載を消したのか」についても
まさに「この2ちゃんスレまとめブログ主」が、トラブル回避の為に
自分のまとめブログに掲載するに当たって画像を加工して元サイト名義を消したとも考えられる。
だとすると、全ての矛盾はここで繋がる）この2ちゃんスレまとめブログに掲載されている
他の「北海道景観画像」も（あくまで「ひょっとしたら」）『飛び出せ！宙マン』の中で
使用されているの「かも」しれない。
今回遺される唯一の擁護仮説は「ネットに漂っていた『今回の画像』を保存した『誰か』が
『これは自分が撮った写真だが、あなたの宙マンで使っていいですよ』と嘘をついて差し出した場合」だろう。
これの可能性を考えれば、他の多くの盗用疑惑に関してもエクスキューズはつくのだが
何しろそもそもブログ主が、頑なに引用元や提供元を明記しようとせずに
あたかも、全ての写真を自分で撮ったかのようにフォトストーリーをデコレートするものだから
そういった擁護論も、心情的に「無理があるよなぁ」としか思えないのも実際のところ。
また「盗品とは知らされずに使用しても盗品は盗品」であるのも明確な事実。
仮に盗用疑惑画像の群れが全て
「盗用画像とは知らず、誰かから譲ってもらった写真」の羅列だったのだとして
「勝手に盗んできたのはソイツなのだから、ブログ主は悪くない」という屁理屈は通用しないのだ。
そもそも他人の権利物を拝借する場合は、拝借元や提供元を明記することがマナーなのだから
仮に「間に入っている善意の第三者」がいたのだとすれば、その存在を明記すべきである。
そういった記載や記述が一切ないブログに於いて盗用疑惑が発覚すれば
「まずは」ブログ主が疑われるのも、常識的に仕方がないのではないだろうか？
しかし、『飛び出せ！宙マン』一話分だけでも、これだけの検証が可能なのである。
あくまで趣味の範囲で続ける分には、この先もまだまだ楽しめそうである。
とりあえず、明日はひとまず一息入れる予定なので、ブログは休日になるのかもしれない。
追記・今回のブログ記事を読んだ知人から、以下のアドバイスが寄せられた。
「２ちゃんのまとめに掲載されている写真はあの写真以外もほとんどが「北海道新幹線の沿線」からの転載でした。そしてサイト名記載文字はフォトショで消したにしては処理が完璧すぎます。これは転載に気付いたサイト主がその後文字を載せて再アップしたものではないかと。文字消しにしては完璧すぎますし、正直匿名で２ちゃんにアップするためにあそこまで消すとも思えないですしね」
まさに言い得て妙。そう考えると時系列的には
1・『北海道新幹線の沿線』サイト主が無記名画像を自サイトにUP
2・それを2ちゃんまとめブログが無断転載
3・その後『北海道新幹線の沿線』サイト主が、文字記入と転載お断りの記載
こうなる。
そうなると『飛び出せ！宙マン』ブログ主が無断転載したのは
決して2ちゃんまとめブログ以降と「だけ」は考えられず
1の段階で既に画像を見つけ保存していた可能性「も」考えられる。
この辺りも是非、今後も微細に検証していきたいと思う。