【承前】本ブログでは各種画像盗用の検証の契機となった
本ブログにおけるこの記事の拡散を希望します。
『ネットの画像無断使用問題アレコレを考える』
http://ultrazabungrl.hatenablog.com/entry/2013/05/09/162636
円谷プロダクション、東映、東宝、松竹、小学館、パラマウント、ワーナー
邦画や洋画、テレビの特撮作品やヒーロー映像作品のキャプチュア画像を
惜しげもなく盗用し、自分が作った物語を盛り上げる隷属的位置として使用した
『飛び出せ!宙マン』に関する重大記述です。各権利元への通報のご協力をお願いします。。
銀河☆無宿の「ま、いっけどね」的日常
http://ameblo.jp/gfet32double/
というブログがあって、そこがやってる「ジオラマもどき」で気になる画像があった。
輝け!ウルトラ五兄弟 PART1
http://ameblo.jp/gfet32double/entry-11508232042.html
『ウルトラマンA(72年)』の第一話を
ソフビ怪獣とウルトラマンフィギュアで再現するという面白い企画なのだけれども
その中で、やたら「リアルすぎるイラスト」が二枚だけ挿入されている事に気が付いた。
観れば『ウルトラマンA』主演のカップルで、確かに二人そろったフィギュアも出ていないので
登場シーンはフィギュアでは再現できない。
だったらだったで諦めておけばよかったのだが「銀河☆無宿」君は
やっちゃあならない「禁じ手」を使ってしまったというのが今回の話。
リンクも貼りたいところだが、この「銀河☆無宿」なるブログ主は
画像をクリックして大きくさせた状態では保存させない仕様で
ブログを設定しているようなので(通常のアメブロではクリックして大きくなった画像を保存できる)
今回は検証の為、仕方がないのでCap保存したイラスト画像でご覧いただこう。
銀河無宿自作画像A
銀河無宿自作画像B
なるほど素晴らしいテクニックである。「本当にコレを自分の手だけで描いたのであれば」
実はこのイラスト、よく見ると顔の輪郭や描線がシャギーがかかっているように震えている。
影の付け方と言い、色の塗り方といい、何かをなぞったようにも見える。
仮にコレが、本当の画像キャプ写真を脇に置いて、見ながら描いた模写であるというのであれば
百歩譲って、模写が上手い達人のイラストとして褒められるべきだろう。
何しろブログ主「銀河☆無宿」はブログのコメント欄でイラストを褒められた際に
「おぉ隊員CG使ったって分かります?
似せるの苦労したんですよ。
北斗はまだ似てるかな?と思うんですが
夕子が似てないなぁ~と4回くらい描き直し
したんですけど、それでも似てない」等と謙遜しながらも誇らしげに語っている。
その語り口調から察するに、あくまでもこのイラストは「映像を見ながら似せようと頑張って描いた」と
「銀河☆無宿」君は言い張るのだ。
では、ここで一つ検証をしてみよう。
検証材料として、私も一応『ウルトラマンA』第一話から、上のイラストに当たる部分を捜してみた。
『ウルトラマンA』第一話劇中キャプチュア画像A
『ウルトラマンA』第一話劇中キャプチュア画像B
どうであろうか。そっくりである、これは最早天才、模写の寵児現ると言っても過言ではないだろう。
本当に「映像画面を観て描いた」のだとしたら……。
そこで、トラックを運転している男性若者(北斗)と車椅子を押す看護師(夕子)の二つの画像
映像キャプ・模写イラストをフォトショップで重ねてトレス検証してみよう。
トレス検証画像・A
まず北斗の画像。画面ではこの時トラックを運転しているのでカメラは上下に揺れてブレる。
それを差っ引いても、右肩の線やあごのカーブ、髪形や帽子の位置までぴったり過ぎる。
決め手は鼻のラインと口のラインだろう。ここは銀河☆無宿当人が線引きをしなければいけない部分だが
寸分違わず、元の映像画像と一致している。
そして検証その2
トレス検証画像B
こちらも上下に揺れが激しいシーンなので、完全一致する画像を見つける事が出来なかったが
眼と眉の位置や口の線と鼻のタイミングが完全一致。
白衣の前掛けVの字の角度や襟や皺謎、こまかく観察して描ける人はいるかもしれないけれど
ここまで位置や角度や向きを正確に(この画像のタイミングだとズレているけど
背景の樹木の幹や枝葉の形まで完璧に正確に)描ける人などいるはずもない。
要するにこの「銀河☆無宿」なる人物「似せて描くのに苦労しました」と口先ばかりで
実はこれ、画像加工ソフトや画像加工サイトの「イラスト風加工」や「漫画加工」をかけた上に
申し訳程度に目や鼻筋等を(もちろんトレスでなぞって)ペンタブでそれらしく描いただけ。
4回描いたのが目や鼻の描線だったかどうかはともかく、これはとりあえずはっきり言えるのは
いわゆるネットで言うところのトレパク画像である。
「銀河☆無宿」氏はまだまだ山のようにネタを持っているので
今後も少し追いかけて、検証してみようと思っている。