【動画】乙武洋匡さんが「障害」多い小学校で1日校長 |
先天的に四肢が短く、車いすを利用している作家乙武洋匡さん(35)が21日、東京都品川区立鈴ケ森小学校(太田裕子校長)で、一日校長を務めた。バリアフリー化が進んでいない同校での体験を通じ、障害のある子とない子の共生を考える試み。文部科学省中央教育審議会の委員会で報告したいという。
乙武さんは、お尻を引きずるようにして歩きながら10以上の教室を次々と訪問。児童らと交流した。4階までの階段も、短い手足を精いっぱい伸ばし、5分もかけずに上り切った。
最初は遠巻きに見ていた児童たちも、乙武さんの力強い動きに目を見張り、すぐに打ち解けた。「字はどうやって書くの」「食べるときはどうするの」と、次々に質問が飛んだ。