自民党は17日、国防部会と安全保障調査会の合同会議で、政府が年内に決める新たな防衛計画の大綱(防衛大綱)に向けた提言の原案を示した。「日本独自の打撃力(敵基地攻撃能力)の保持の検討を開始し、速やかに結論を得る」と明記。北朝鮮を念頭にミサイルの脅威に対する抑止力の強化の観点から保有を検討すべきだとした。
自民党は月内の提言とりまとめを目指しており、政府の検討作業に反映させたい考えだ。防衛力の概念としては、中国を念頭に南西諸島の防衛強化のため「強じんな機動的防衛力」を構築。垂直離着陸輸送機オスプレイの導入などで「海兵隊的機能」を自衛隊に持たせることも盛り込んだ。
陸上自衛隊には指揮系統を一元化する「陸上総隊」を設置する。ミサイル防衛の部隊や装備を拡充し、効率的な配備をする。「自衛隊の人員・装備・予算を大幅に拡充する」ことも明記した。「自主憲法制定と国防軍の設置」や「集団的自衛権を含めた自衛権行使の範囲の明確化」を検討していく考えも示した。
防衛大綱、ミサイル、自民党
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