憲法改正の発議要件緩和を目指す超党派の「憲法96条改正を目指す議員連盟」は13日、国会内で総会を開き、衆参各院の3分の2以上の賛成が必要としている発議要件の緩和を目指す方針を確認した。
自民党や日本維新の会を中心に約100人が出席し、民主党からは渡辺周元防衛副大臣、長島昭久前防衛副大臣、笠浩史副幹事長、藤原正司参院議員の4人が出席した。
総会を開くのは、昨年12月の衆院選後初めて。自民党の古屋国家公安委員長が会長に、安倍首相や麻生副総理が顧問に就任した。
民主党の海江田代表は13日の記者会見で、「96条だけの改正はノーだということで(民主党は)意見の取りまとめを図っている。(議連総会に)出ること自体は構わない」と述べた。