|
水原さんら来県 県立博物館で「八重の桜」展が開幕

|
来賓向け内覧会で資料に見入る水原さん(右)ら
|
「ハンサムウーマン」と称された会津出身の新島八重と戊辰戦争の敗戦を乗り越えた会津人の姿を通して県民に復興のメッセージを伝える「NHK大河ドラマ特別展『八重の桜』福島展」は17日、会津若松市の県立博物館で開幕した。大河ドラマで大山捨松役を演じる水原希子さん、山川健次郎役の勝地涼さんが来場し、開会式に花を添えた。
開会式では佐藤雄平知事は「新たな時代を切り開いた八重に復興へ歩む県民の姿が重なる。『八重の桜』を追い風に復興を加速したい」とあいさつ。水原さんと勝地さんもあいさつし大役を演じる意気込みを披露した。関係者がテープカットし、水原さんと勝地さんは開幕を待ちわびた市民や大河ドラマファンと握手を交わすなど、来館者を笑顔で迎えた。
開会式に先立ち行われた来賓向けの内覧会では福島民友新聞で「京に咲く八重 息づく会津の心」を連載する同志社社史資料センター社史資料調査員の小枝弘和さんをはじめ特別展の企画委員が佐藤知事、水原さん、勝地さんを案内した。
水原さんと勝地さんは報道陣の取材にも応じ、水原さんは「元気を与えようと思って福島に来たが、福島人の笑顔に逆に元気をもらった。ドラマでは皆さんにパワーを送れるような芝居をしたい」と話した。
特別展は県立博物館とNHK福島放送局などの主催で7月3日まで開催。八重や八重が生きた時代の貴重な資料約200点を展示する。時間は午前9時30分〜午後5時。観覧料は一般・大学生1000円で高校生以下無料。問い合わせは同館(電話0242・28・6000)へ。
(2013年5月18日 福島民友トピックス)
|
|
|