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橋下氏が逆ギレ「大誤報」「読解力不足」

従軍慰安婦をめぐる発言への批判に対して反論する橋下大阪市長(共同)
従軍慰安婦をめぐる発言への批判に対して反論する橋下大阪市長(共同)

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(43)が逆ギレした。17日夜、退庁時の会見で「もうやめます。今日で最後にします」と突然言った。ほぼ毎日、登退庁時の囲み取材に応じていたが、原則週1回の定例記者会見以外は取材に応じないと一方的に通告し、足早に立ち去った。

 橋下氏は取材の冒頭で、日本維新の会の西村真悟衆院議員(64)の不適切発言に対して謝罪した。13日からの自身の発言については「僕が正確に言いたかったのは、当時、世界各国が、戦場の性の問題として、女性を活用していた、ある意味で必要としていたんでしょう。でもそれはダメなことですよ」などと説明した。

 しかし「必要」という言葉の解釈をめぐるやりとりで空気が変わった。記者から「私たち新聞社は記事を書くときに言葉の細かい意味にこだわる」と詰め寄られると「じゃあ、囲み(取材)やめましょうか。いいですよ、やめましょう」とまさかの逆ギレ。眉間にしわを寄せ「全体の文脈をきちんと取って、きちんと報道するのが皆さんの役割でしょ。揚げ足を取るんじゃなく」などとまくし立てた。

 自らの発言への批判に対しても、内容が誤解されているとした上で「日本人の読解力不足が原因」と反論した。「今回は大誤報をやられましたんでね」などとけん制し、特定メディアを名指しして「最低」と批判した。

 橋下氏は今月末には上京し、27日に日本外国特派員協会で会見する。

 ◆西村議員の不適切発言 17日、国会内で開かれた党代議士会で、共同代表の橋下徹大阪市長の従軍慰安婦発言に触れた際、「売春婦は日本にうようよいる。韓国人が」と発言した。同僚議員に即刻撤回を求められて撤回後、離党届を出したが、党側は受理せず除名とし議員辞職も求める方針。西村氏は奔放発言で知られ、99年には女性蔑視発言で政府役職を更迭された。

 [2013年5月18日9時22分 紙面から]

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