レイプ国家は不当である

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橋本大阪市長が5月13日に、登庁時と退庁時のぶらさがり取材で話した従軍慰安婦発言(*1)(*2)が物議を醸しており、ネット上の話題の一角を占めていますね。橋本氏はあいかわらずチャレンジャーだなと思いながら、日々アップされるみなさんの記事をを眺めておりましたところ、今日になってぶら下がり取材の(ほぼ)全文書き起こし記事(*3)がアップされたので、通勤電車の中で通読しました。

新聞記事や全文を通して読むと、橋下氏はおかしな事を言っているとは感じられませんでした。発言の趣旨を短くまとめると、だいたい下記のようになるかと思います。

1)日本はレイプ国家ではない。

2)軍とともにある慰安婦(公娼、民間業者、私娼)はどの国の軍にも存在した。

3)軍が強制した証拠の無い現時点で、日本だけがレイプ国家だというのは不当だ。

4)たとえ敗戦国であれ、間違った認識は世界に対して正してゆくべきだ。

思うに、橋下氏の発言は極めて妥当であり、かつ合理的ではないでしょうか。この発言の中で、戦う軍において慰安婦が必要が否かという発言は、あえてそこだけを取り出して騒ぎ立てるほど重要とは感じられませんでした。

私は先に、新聞社が報道記事の中に事実を選択的に書く事で印象操作を行い、世論誘導を行なっているとか書きましたが(*4)、これはその好例ではないでしょうか。

 

参考資料:
1)「慰安婦は必要だった」「侵略、反省とおわびを」橋下氏(朝日新聞)
2)従軍慰安婦問題(BLOGOS)
3)大阪市長・橋下徹氏ぶらさがり取材全文文字起こし(SYNODOS)
4)新聞報道の印象操作について(Mutteraway)
5)橋下氏、慰安婦「日本だけ非難不当」 ツイッターで持論 (日経新聞)
6)日本の慰安婦制度を正当化するつもりはないが、しかし、日本「だけ」が慰安婦制度を持ったレイプ国家だと言われるものではない。 – 5月15日(水)のツイート(BLOGOS)