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ロシア連邦保安局、米大使館員とされる男をスパイ容疑で拘束

  • 2013年05月15日 07:00 発信地:モスクワ/ロシア
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ロシアの国営英語テレビRTが放送した、米大使館のライアン・C・フォーグル(Ryan C. Fogle)3等書記官とされる人物が取り押さえられる場面の写真を映し出すコンピューターの画面を見る男性。ロシア・モスクワ(Moscow)で(2013年5月14日撮影)。(c)AFP

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【5月15日 AFP】ロシア連邦保安局(Federal Security ServiceFSB)は14日、身分を在ロシア米大使館職員と偽りロシア人工作員を米政府側に寝返らせようとしていたとして、米中央情報局(CIA)の覆面工作員とされる人物を拘束した。勧誘のためとみられる多額の現金も一緒に見つかった。

 拘束されたのはライアン・C・フォーグル(Ryan C. Fogle)3等書記官とされており、尋問を受けた後、米大使館へ帰された。ロシア外務省は、15日にマイケル・マクフォール(Michael McFaul)米大使を呼んで説明を求める方針だ。

 国営の英語テレビ局RTは、フォーグル3等書記官が地面に顔を押しつけられ、両手を背中にまわされて取り押さえられる場面やFSBに尋問されている様子とともに、同書記官のパスポートと500ユーロ(約6万6000円)紙幣の束や手紙、変装用のかつらなどの写真を放送した。またFSBによれば、特殊な装置やロシア人をスパイとして勧誘するための手引書も持っていたという。(c)AFP/Dmitry ZAKS, Maria ANTONOVA

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