バカと魔法と神殺し (桜華乱舞)
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こんにちは桜華乱舞です

清秋院恵那ですが、まだ登場しないので今は設定に書きませんでした
登場する頃を見計らって設定に追加したいと思っています

では、ご覧下さい



1話


桜が満開に咲き沢山の桜が並ぶ桜並木を一人の少年が学校の制服に身を包み鞄を手で持ちながら歩いていき自分の通っている学校の校門付近に差し掛かるとその学校の教師と見られる男が立っていた

「遅いぞ!!草薙!!」
男が、少年。いや明久を見るとすぐさま明久に言った
「・・・・・すみません!西村先生」
その男の名は≪西村宗一≫この文月学園の生徒指導を担当している教師である。体格は趣味がトライアスロンと噂されるほどの筋肉を持っている。傍から見れば本当に人間と疑うほどの体格をしている。そして、生徒と真剣に向き合えるとても良き先生なのだ。そして明久の事情を知る数少ない人物であり、明久にとって数少ない理解者であり、相談者なのである
「まぁいい!!これにお前のクラスが書かれている」
そう言って、明久に封筒を手渡した
明久はその封筒をもらい、封筒から中身を取り出し自分のクラスを確認した
「草薙!!お前は学年主席になるくらいの実力があるんだ。もう少しやる気を見せてもいいんじゃないか?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「確かに、お前の気持ちも分かるが、もう少し努力してみたらどうだ?それに、お前の≪本当の姿≫を知っている人は少ないんだ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・はい」
西村の言葉を聞いて明久は小さく頷いた
「何かあったら遠慮なく相談しろ!!お前のことをしっている者は俺を含めてお前の見方だ!!だからもっと頼れ!!分かったな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・はい」


明久は、幼いころ大切な家族を失った。明久の家庭はどこにでもあるようなごく普通の家庭だった。そんな家庭に長男として生まれた。しかし明久は生まれて間もなくあることが分かった。それは3つの異能を持って生まれてきた。この世界には魔術というものが存在する。そしてその魔術を駆使して生計を立てている者たちを世界はこう呼ぶ≪魔術師≫と。その魔術師は国によって呼び名は変れどどこの国にでも存在する。そして誰もが明久を≪魔術師≫だと思った。しかしそれは違った。明久に≪魔術師≫としての素質はなかったのだ。明久が持っていた力は≪異能≫魔術とはまた違う力。しかもそんな力を3つも持っていたのだ。誰しもが明久を恐れた。最初は誰もが明久を≪化け物≫≪悪魔≫など罵り時には、石や物を明久にぶつけたりもした。明久はどんなにつらくても我慢した。なぜなら明久には自分を優しく包み込んでくれる両親や姉がいたから、明久は母や父、姉と一緒にいるだけで幸せだった。ほかの人が自分自身を罵っても体が傷ついても明久は大好きな家族がいれば幸せだった。しかしそんな幸せも長くは続かなかった。町の人々は遂に明久の何より大切な家族にも手を掛けたのだ。≪化け物を生んだ魔女≫≪悪魔の親≫≪人間の面汚し≫などと、そんなことを言われているうちはまだよかった。そんなある日、遂に決してあってはならないことが起こってしまった。そう明久は自分の目の前で殺されたのだ。そんな明久は逃げ出すしかなかった。たとえ異能を持っていたとしても使うことができなかった。なぜならそれが家族との約束だからだ。明久は泣きながらずっとずっと逃げた。逃げ続けた。誰も追って来れないところまで。しかしまだ5歳の明久がそんなに逃げるほどの体力はなかった。体力がつき、空腹により立っていられなくなった明久はその場に倒れそうなところをあるひとりの少女に助けられた。明久はその少女の顔を見ながら意識を失った。その明久を助けた少女こそ明久の義妹となる。草薙静香だった。明久は、意識が戻ってから助けてくれた少女とその祖父に自分のことを打ち明けた。その話を聞いた二人がどのような行動をするか考えると明久は怖かった。体が震えるほどに。しかし明久はこの二人に話した。この二人に殺されるのなら仕方のないことだと思ったからだ。しかしその話を聞いた二人の行動が明久にとって意外だった。草薙家の長女である静香とその祖父である一郎は明久を優しく抱きしめたのである。明久は家族以外に抱きしめられたことはない。しかし明久はそんな2人に大好きであった家族の暖かさを感じた。そして間もなく明久は草薙家の養子となることが決まった。草薙家の一員となる明久はある決意をする。

 『こんな僕を優しくしてくれるこの家族を守る』




「草薙大丈夫か!?」
「・・・・・・・はい」
明久は昔のことを思い出しながら答えた
「そうか!!なら早く教室に行け!!遅刻するぞ」
「・・・・・・・はい」
そう答え明久は校舎へと向かって行った



『吉井 明久  Fクラス』




いかがだったでしょうか
感想やアドバイス待っています
アンケートの方もまだまだやっていますのでどしどし送ってきます

次回に入る前にもしかしたらもう一つの作品を投稿しようと思います

ではまた次回お会いしましょう
『バカと魔法と神殺し』でお送りは桜花乱舞がお送りしました
皆さんさようなら


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