
YouTubeに投稿された、
耳でビールを飲む女性の動画が話題になっている。
(画像:Huffington Post)
鼻から飲食物を入れて口から出す人なら、テレビやYouTubeで見かけることはたまにある。それでも十分に離れ業なのだが、
耳からビールを飲む人物を未だかつて見たことがあるだろうか?
先週YouTubeに投稿されたその動画は、プラハで開催された「チェコビール・フェスティバル」を訪れていた3人が、大はしゃぎしているところから始まる。
そのうちに、一人の女性が耳にストローを突き刺すと、反対側の端をビールカップの中に入れた。そして目をパチクリさせたり、顔の筋肉を一杯に使って、耳からビールを飲み始めた!!最初は、ただ顔の筋肉を動かして、いかにも耳からビールを飲んでいるかのように見せかけているだけなのかと思いきや、しばらく様子をみていくと、
本当に少しずつカップの中のビールは減っていき、ついには空っぽになってしまった。
「
これは耳じゃなくて、漏斗(じょうご)だ!」
と最後に女性の友人が驚嘆しているが、その通り、カップ一杯のビールを飲んでしまうなんて、もはや耳ではない。
なにか仕掛けがあるはずだ、という懐疑的な意見も多く挙がっているが、小細工をしなくても、耳からビールを飲むことは“
技術的には”可能なようだ。
この技術には、耳と喉を結ぶ「
耳管」と呼ばれる器官が関係している。
耳管(ジカン)は耳の中の気圧を調節したり、耳の中に出る分泌物を喉に排出する。
専門家によれば、女性のように耳から入れたビールを喉に排出することは可能だが、動画の女性はおそらく鼓膜に穴が開いてしまったはずだという。
この女性がその後そうなったかは不明だが、
このようなスタントをすれば、耳が聞こえなくなってしまうこともある。相当な痛みが伴う場合もある。
そんな訳で、ここにその動画を紹介するが、良い子も悪い大人も
絶対に真似はしないでもらいたい。
NEUVĚŘITELNÝ VIDEO - HOLKA VYPIJE PIVO UCHEM
【記事:りょーこ】
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