【種別】
人名

【初出】
SS2巻

【解説】
学園都市統括理事会所属の一人、貝積継敏のブレインを務める天才少女。
妹に繚乱家政女学校に通う偽メイドの雲川鞠亜がいる。
上条当麻の通うとある高校の制服を着用し、
彼女を見かけた生徒達には「名前だけは知っている美人の先輩」として疑いなく認識されている。
しかし、彼女が実際に何年何組に所属しているかは誰も知らず、教師ですら彼女の所属クラスなどを把握していないという、謎の多い人物。
周囲に対しては常に飄々とした態度を取り、余裕を崩さない。貝積曰く「泣く子も黙る先輩キャラ」。
ただ本人的には「背伸びをしているだけだけど」とのことなので、本来の性格は別である可能性も。

所持する能力は不明だが、統括理事会のブレインに相応しい頭の回転と話術を披露する。
特に話術に関しては一種の催眠術レベルに達しており、
ただの一言で相手の行動を縛り、心の奥を開陳させてしまうほど。
土御門曰く「天才過ぎて手がつけられない」。

記憶を失う前から上条の知り合いでもあり、彼の不幸や幻想殺しに興味があるようだ。
上条との関係性は非常に大事にしており、暗部などのしがらみを持ち込まない清浄な状態を保ちたいと考えている。
故に周囲を巻き込んで「ラブレター」を出すことで、横槍を入れてきた勢力を釣り上げるという策を弄したことも。
上条の記憶にない所で色々あったらしく、本人曰く、「とっくに無血開城しているけど」とのこと。
三次大戦で上条が消失した際には、ショックからか帰還するまでの数日間自堕落モードになっていた。
彼女的には、刺激に溢れた今の生活を愛しているらしい。

ジョージ=キングダムが画策する原石の懸案解決のため、貝積から意見を求められ、
妹達を使った原石の保護を提案・実行する。
その件について妹達に作った借りのため、彼女らのアフターケア程度はするつもりだとか。
「止められる悲劇は止めてきた」との発言から、
以前から貝積と共に学園都市内外の事件に関して行動を起こしていた模様。
ただ統括理事会の一角という立場の限界から止められないものも数多くあったようで、
絶対能力進化もその一つである。

第五位である食蜂操祈とも面識があるようであるが、「あのムカつく第五位」と言っていたり、一端覧祭初日に行われたミスコン大会ではお互いに少々毒づき合っていたので、あまり良い仲ではないようである。

一応、本名は伏せているが、大覇星祭の二人三脚走(超電磁砲44話・45話)では、
ラジオネーム『ヘソ出しカチューシャ』の名で解説役をしている。
口調とラジオネームから原作ファンには明らかである。
競技の終盤では網目のドヤ顔にイラついていた様子である。

【口調】
「~けど」を多用。そのせいで文脈を読まずに会話を見ると、否定の接続詞なのか語尾なのか判らなくなりがち。
例)「楽しいよ。これでなかなか、私は今の生活を愛してるけど」

【バストサイズ】
鞠亜が言うには「Gめ!」らしい。
新約2巻の記述によれば結標が「そこそこ」、風斬が「巨乳」、雲川が「もっと巨乳」だという。

【備考】
作者評して曰く、
何だか偉そうな事を言ってる割に大した活躍をしていない
なお、妹である雲川鞠亜にも共通する特徴との事。