テーマ:もうひとつの微生物学
昨年11月。院内PHSが鳴りました。
「もしもし、先生? インフルワクチン打てるの、今日までなんですけど、いいんですか? ドクターで打ってないの、先生だけですよ?」
「あ、はい、いいんです。打ちませんから。」
「あ、そうですか…」
病院職員は、大抵の場合、インフルシーズンに先立ち、病院負担で、インフルエンザワクチン接種の機会を得ることができます。
タダだし、打っても損はしないし、と、腕まくりをして、接種を受けるのが、当たり前の光景となっています。
そのため、私が、「インフルエンザワクチンを打たない」と同僚に話すと、すんごくびっくりされます。
「内科外来が、一番危ないじゃないですか。うつったら、どうすんですか?」
たぶん私は、シーズン初期から、何度も何度も、インフルエンザウイルスに暴露されているんだと思います。
暴露されればされるほど、ウイルスに対する免疫は強化されているようです。
ウイルスに出合っても、素直にインフルエンザを発症するのはまっぴらなので、
早寝早起き、玄米中心の食事、鼻で深呼吸する、ストレスを感じたらそのたびに手放す、体操をするといった、メンテナンスは、欠かしていません。
ワクチンを打ったところで、感染は予防できないし、これらのメンテナンスを行わない限り、発症してしまいます。
インフルワクチンは、痛くて、赤く腫れるから、嫌だ。
っていうのも、インフルワクチンを打たない、大義名分かな(笑)
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