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外相 TPP情報収集でNZ訪問へ調整
5月16日 6時0分

外相 TPP情報収集でNZ訪問へ調整
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岸田外務大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉に関する情報収集などを行うため、交渉参加国のニュージーランドを来月上旬にも訪れる方向で調整に入りました。

TPPを巡って、日本は、すべての交渉参加国の同意が得られたことから、アメリカの国内手続きを経て、7月下旬から交渉に参加できる見通しとなっています。
こうしたなか、岸田外務大臣は、すでに交渉に参加しているニュージーランドを来月上旬にも訪れ、マカリー外相と会談する方向で調整に入りました。
会談で、岸田大臣は、交渉の進捗(しんちょく)状況などについて情報収集を行うとともに、連携して交渉に臨む方針を確認したい考えです。
一方で、ニュージーランドは、酪農をはじめとした農業が盛んで、すべての品目を交渉の対象とするよう求めていることから、岸田大臣は、コメや麦などを関税撤廃の例外としたい日本の立場を説明し、理解を求めることにしています。
また、岸田大臣は、中国が海洋進出の動きを活発化させるなか、民主主義や法の支配といった基本的価値を共有するニュージーランドと関係を強化していくことも確認したいとしています。

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