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富士山の失われた登山道を探す5月16日 6時0分
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かつて富士山を信仰する人たちが登ったとされ、今は詳しいルートが分からなくなっている山梨県側の登山道を探し出して復活させようと、地元の住民グループが新たな活動を始めました。
富士山を信仰する人たちがかつて登ったとされる山梨県側の船津口登山道は、江戸時代には使われなくなったと考えられ、今は詳しいルートが分からなくなっています。
この登山道を探し出して復活させようと、地元の住民グループが15日、富士山で登山道を探す調査を行いました。
船津口登山道は、残された文献などから、富士河口湖町の河口浅間神社から山頂に向かう登山道とみられていることから、そのルートに沿って歩きながら手がかりを探しました。
調査では途中、ふもとの神社の名前が書かれた古いほこらが見つかりましたが、そのほかには、かつての登山道があったことを示すような手がかりは確認できなかったということです。
グループの代表の外川真介さんは「次回は別の道を登るなどして地道に活動を続けたい」と話していて、グループは、ことし秋にも再び調査を行う予定だということです。
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