2013-05-12 10:40:42

続 麻生太郎財務大臣の寄稿

テーマ:日本経済関連

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『ドイツのユーロ(後編)①』三橋貴明 AJER2013.4.16(1)

http://youtu.be/EfAWKK9ulaE

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 本日は広島県福山市で講演でございます。さすがに、日帰りではなく宿泊です。


 まずは、こちらのお知らせから。


ホームページ『TPPってなに?』 では、TPP反対の立場から、内容の周知と情報収集などを主に行っております。
 先日、複数の元国会議員などが米国へTPPに関する情報収集を行ったところ、自由民主党の政策公約でもあるいわゆる6条件のTPPへの参加条件が米国の通商代表部(USTR)や上下院に正しく伝わっていない事が解りました。
 日本の交渉参加阻止のために、米国議員に自民党の決議文と農林水産委員会の決議文を英訳して送り、日本が現行のTPP交渉を丸のみするつもりはないことを伝えるための送り状の署名欄に名前を連ねる人を募集しています。 

 日本の主張をしっかり伝え、米国議員に日本がTPP協定交渉に参加する意味を考えてもらい、ひいては現在USTRが行っている背信行為を認識し、TPP協定が、一部多 国籍企業を除いては米国国民自身にとってもメリットの少ないものだということを理解してもらうきっかけになることを期待します。
 この活動は、東京大学の鈴木宣弘教授の発案で行われています。下記のリンク先をご参照の上、ご主旨に賛同いただけた方はご登録いただければ幸いです。
http://notpp.jp/sn.html
(署名呼びかけ人 まつだ よしこ、湊 洋一)』


 皆様、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


 昨日、テレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」の収録だったのですが(放映は20日)、消費税について、
デフレ期に消費税を増税すると、政府は減収になる(税収が減る)」
 という事実が、スタジオのコンセンサスになっており、驚きました。二年前と比べると、驚くほど進歩だと思います。


 ご存じ、2014年4月の消費税8%へのアップは、今年の秋に時の政権が「執行の停止」を含めて判断します。すなわち、現時点ではどうなるか分かりません。


 時の政権が何をみて判断するかといえば、今年の4-6月期の経済状況です。すなわち、今でございます


 先月はまだ公表されていませんが、3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.9%マイナス、コアCPI(日本版)は同0.5%マイナス、コアコアCPIはどう0.8%マイナスでした。3月にはすでに株価の急上昇が始まっていましたが、インフレ率はマイナスのままでした。


 当たり前です。


 何しろ、インフレ率とは「物価」の変動を意味するのです。物価とは、モノやサービスの価格でございますので、「モノやサービスが買われなければ、物価は上がらない」ということになります。そして、株式はモノでもサービスでもありません。


 モノやサービスと「株式」の何が違うかといえば、「それ」が産み出されるために国民が働いているか、否かになります。モノやサービスは、国民が働かなければこの世に産まれません。それに対し、株式は「投資」という約束事が動いただけであり、「それ」をこの世に誕生させるために誰も働いていません。


 株価上昇とインフレ率上昇は、直接的には関係ないのです(間接的にはあります)。


 お分かりでしょうが、インフレ率が上昇するとは、国民の労働により生み出されたモノやサービスの価格が上がることとイコールです。労働の価値とは、所得そのものです。結局、インフレ率上昇とは「所得増大」を意味しているわけです。


 そして、税金とは所得から支払われます。このままデフレが継続し、国民の所得が小さくなっていく状況で増税をしてしまうと、国民がより「モノやサービス」を購入しなくなり、別の国民の所得が下がります。結果、所得を源泉とする税収が減ってしまうため、「デフレ期の増税」は「決してやってはならない」愚行中の愚行なのです(日本は97年に一度やってしまいました)。


 さて、消費税の判断に際し、キーパーソンになるであろう方は、もちろん麻生太郎副総理・財務大臣でございます。以前、本ブログでも取り上げましたが、麻生財務大臣がFTに寄稿し、消費税について「予定通り引き上げる考えだ」と表明し、それまでの政府方針から「一歩踏み込んだ」と時事通信が報じました。


消費増税「予定通り実施」=麻生財務相、英紙に寄稿
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013042000029
 麻生太郎副総理兼財務・金融相は19日付の英紙フィナンシャル・タイムズに寄稿し、消費税について「予定通り(税率を)引き上げる考えだ」との考えを表明した。
 政府は2014年4月に予定する消費税率8%への引き上げについて、今年4~6月期の経済状況などを見極めた上で、今秋に最終判断する方針。麻生財務相の発言は、こうした政府方針から一歩踏み込んだ形だ。』


 本件について、麻生財相が国会で答弁をしていらっしゃいましたので、ご紹介。


【H25.05.08 参議院予算委員会 川上義博(民主党・新緑風会) 】(情報提供:三橋経済塾塾生ナミス様)
http://www.youtube.com/watch?v=GvLqFmwMyAI
(45分位から)
川上議員:財務大臣。要するに消費税は財政にとってものすごく重要なんですよね。ところがフィナンシャルタイムで、財務大臣は「消費税について予定通り、要するに税率を引き上げる考えだ」これを表明されているんですね。4月19日づけの新聞です。どうなんですか、おかしいじゃありませんか。
麻生大臣:フィナンシャルタイムズ紙のどこの部分が問題だと言っておられるのでしょうか。この記事のどこの話ですか。
川上議員;その中で、予定通り税率を引き上げる考えだと寄稿されているんじゃありませんか、と言っているんです。そういうことはないんですか。
麻生大臣:これは私の記事通り予定通り引き上げるつもりだと考えています。これは今年の十月前後に附則十八条、附則十八条に書いていありますんで、それを検討した上で、私どもとしては基本的にこれを引き上げる。これによって日本の財政規律をきちんとしたものにしていきたい。基本的にそう考えています。これは三党合意でそうなっております。
川上議員:その前段が抜けているんじゃないんですか。予定通り引き上げるんだ、と。これは政府の見解でね、第二四半期の状況、指標を見て、それから考える。フライングしているんじゃないんですか、政府の方針と。
麻生大臣:あの、これ私どもの寄稿ではその部分(附則十八条)が書いてあったのですが、向こうの都合でその部分が落とされる。よくある話でございます。
川上議員:それについて抗議されましたか。
麻生大臣:これはファイナンシャルの記者ともう一回ワシントンで会いましたときに「この部分が抜けておる」、と。しかし、この部分について我々が送った記事には入っていたわけですが、(FT側は)自分たちの紙面の都合で落とさせてもらった、という挨拶がありました


 う~む・・・・・。何故にフィナンシャルタイムズ紙は「附則十八条に従い」という部分を削除したのでしょうか。というか、一国の財務大臣の寄稿文について、「自分たちの紙面の都合」で一部を落としてしまうとは・・・。しかも、極めて影響の大きい文言(附則十八条)を・・・。


 色々と勘繰りたくなるわけですが、取りあえず「誤報」を報じたことが明確になった時事通信は、訂正記事を書くべきではないでしょうか。何しろ、
「麻生財務相の発言は、こうした政府方針から一歩踏み込んだ形だ」
 と書いたわけですから、これは明らかに誤報です。


 前にも書きましたが、今後、10月にかけてこの手の「誤報」あるいはミスリード、虚偽報道、印象操作、既成事実化等が消費税を巡り入り乱れることになるでしょう。
 といわけで、あまり報道に踊らされず、
デフレ期に増税をすると、政府は減収になる
 この当たり前の事実を、淡々と「声高に」訴えていきたいと考える次第です。


[財政を悪化させるデフレ期の増税絶対反対!」にご同意下さる方は、

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コメント

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12 ■安倍さんは増税しないとおっしゃてました。

増税反対運動はしたほうがいいですね。

ラジオでおっしゃってた中国にいる日本人のことについても盛大に三橋さんには発信お願いします。

13 ■型に嵌めたがる習性の多面的考察


 このブロガーのことはよく知りません。ですから、あくまで参考情報として読んでください。ただ、個人的にはよくまとまってると思います。

「消費増税先送り」が語られ始めた2つの理由
http://www.quon.asia/yomimono/business/oonishi/2013/05/07/4109.php

14 ■安倍総理に交渉力などなし

こんにちは。

冒頭の「TPP阻止運動」でも触れられていた、議会に情報が伝わってない件について、「だから、安倍総理に交渉力などまるで無いんですって」

この程度の根回しもできてない。

もう解散したほうがいいでしょう。この内閣は。
もう一回、 国民の信を問うたらいいじゃないですか。

安倍総理が野党のとき、野田首相に「国民の信を問うべきです」って自分で言ってたじゃないですか。

茶番はもう結構です。
こちらは、自分の生活が掛っているんですから。
安倍総理の「崇高な理念」とやらに
付き合っている余裕などありませんよ。

15 ■三橋さんは良い人ですね。

麻生さんは政治家で、政治家は
腹の中と口先とでは別のことを
言います。ファイナンシャルタイムス
が麻生氏の論文と違うことを書いたの
なら、堂々と抗議をして訂正記事を
出させるべきです。そうしないと、
ファイナンシャルタイムスに載せられた
記事が日本政府の公式な見解になって
しまいます。そうなった以上、日本人の
特性として、それを覆すことはできなく
なります。訂正記事を出すように強く
言わないということは、すなわちそれが
答えです。
要するにこれはTPPと同じです。一応、
国民の為に動いているふりをして、
答えは先に決めているのです。すっかり、
国民を舐めていますね。

16 ■消費税増税・・・と外交交渉

麻生財務大臣は消費税の増税は経済成長の流れを一挙に冷やし、減収になることも百も承知でしょう。 どうしてこのような曖昧な表現にしなければならないのか、これはG7なり、G20の圧力だと思いますよ(想像ですが)。
国際的には「財政健全化」は国家の使命としての位置付けではないかと思います。

国家予算の半分が国債に頼る国、そして且つG7の一員であるわけです。どんなに説明しても理解を得るには大変でしょう。 アメリカでさえGDP比率で100%を越えた程度です。
これはラインハートとロゴフの間違いだけでは、納得させられないと思います。 
もし、三橋氏の資料から、参照できるのは「アメリカの大恐慌」ぐらいしかないですかね。小国の財政破綻からの再建はいくつか例はあるでしょうが・・・。

私達だけが問題ないと思っていても、世界のリーダーがどう思っているか? これがネックでしょう。 日本は少なくても財政健全化に努力をしているというメッセージを送らないわけにはいかないでしょう。

麻生財務大臣にメールすることは必要です。また、自民党議員全員のコンセンサスに繋げる意味でも必要だと思いますが・・・。
これが政治なんでしょうね。

17 ■>#14、#15

>まさ さん

>安倍総理の「崇高な理念」とやらに
付き合っている余裕などありませんよ。

付き合う、付き合わないは貴方の勝手です。
最早、議論の余地はないでしょうから、ここには来ないほうがいいでしょう。

>dearfriend さん

>要するにこれはTPPと同じです。一応、
国民の為に動いているふりをして、
答えは先に決めているのです。すっかり、
国民を舐めていますね。

確かTPP参加に賛成の人が多かったと思いますが、ここで言う国民の為というのは?
すっかり国民を舐めてます・・・?。
私も反対ですし、ここブログの多くの方も反対ですが、私達を舐めているとは言えますが、国民を舐めているとは言えないでしょう。

自分で勝手に決め付けているんであれば、ここで議論する余地はないでしょう。 ここに来なくて良いと思いますよ。

ご苦労様です。

18 ■麻生さんしっかりして下さい

日本の財政赤字がGDP比200%を越えていることに外国が批判的であるという理由で、麻生大臣も財政健全化が急務と発言しています。しかし日本の国債は殆ど日本人所有である故、それは完全に内政問題であり、尚且つ日本は世界最大の対外債権国だから何の不安もなく、外国からとやかく干渉されるいわれはないはず。なのに弱腰になって財政健全化を急げば、麻生大臣得意の財政出動が鈍り、経済(GDP)成長は遅れざるを得ません。麻生さんしっかりして下さい。

そもそも対外黒字最大なのに財政赤字GDP比最大というアンバランスは何処からきたのか。日本国内のデフレとそれに伴う超円高が対外投資を増やしているのが原因です。結果、国内のGDPを外国へ転移する一方、企業の国内投資不足(空洞化)を財政赤字で賄っているわけ。よって外国へ転移したGDPを含めて考えれば、日本の財政赤字GDP比は悪くないともいえるでしょう。麻生氏はこれを対外的に発信すべきです。

GDPを海外に追い出しながら財政赤字GDP比を減らそうというのは無理でしょう。

19 ■消費税

名目GDPが成長すれば、消費税は必要ないし、国家予算を全額税収で賄う必要もない。プライマリーバランスの黒字も必要ない。少し、赤字が出るほうが経済のバランスが取れている。

名目GDP3%程度の成長でも、税収は増え続けるし、足りない分は、借金を増やせばいいだけだ。3%成長でも、GDPと借金の比率は、徐々に、時間をかけて100%を下回ってくる。
4%成長なら、さらに加速して下回る。


消費税の問題については、たとえ今、増税を見送ったとしても、将来、その時の政治状況がどうなるか分からない。

だからこそ、今のうちに、万が一、消費税が引き上げられた時の為に、日本経済を失速させない為の備えが必要です。

名目GDP3%を下回った時、インフレ率1%を下回った時、失業率4.0%を超えた時などに、即、強制的に消費税を5%に戻せるような法律を作ればいいと思います。このような法律なら、与野党も反対しないでしょう。

20 ■18 ■タイミングを見ている

「GDPを海外に追い出しながら財政赤字GDP比を減らそうというのは無理でしょう。」

これは全くその通りだと思います。労賃の安い国へ日本の企業がドンドン逃げていく趨勢を止めることはできません。財政赤字をGDP比で評価することは日本の場合不適切なのです。海外にトータルとしては借金もなく、紙幣も刷れる日本が破綻する訳がないのです。

緊縮財政を緩めようという動きは今回のG7でも出てきています。ドイツの緊縮財政政策はG7のなかでも孤立しつつある感じを受けます。

日本の場合、国土強靭化への財政支出以外に大きな目玉はないのですが、今はまだ言い出すのが早いのでしょう。しかも建設関係の供給能力が落ちている状況ではなおさらです。G7への根回しを進めつつ、財政再建の期限引き伸ばしと消費税の据え置きを秋に決定するのではないかと想像します。

21 ■麻生さんは十分しっかりしてます

そもそも、正論を言ったら相手は納得するはず、みたいなことだったら誰も苦労しないでしょう。靖国参拝や慰安婦問題だって同じことだろうし。

あなたの理論で行けばデフレ脱却手法に関して、麻生さんうんぬん以前に、クルーグマン教授の主張やラインハート・ロゴフ論文の否定などにより、G7やG20、IMF.、ドイツなどは見解が劇的に変わってるはずだけど、特に変化は見られませんが何故なんでしょうか。

結局、麻生さんは学者じゃないし、寄稿文や発言の目的は正論作文発表会ではなく、各国にアベノミクスの政策を是認させることだから、あなたが期待するような内容になってないという事なのではないでしょうか。

今さらここであなたが小学校のホームルームみたいなことを訳知り顔に言ってみたところで、ほとんど何の意味もないと思います。

22 ■21様

>各国にアベノミクスの政策を是認させることだから、あなたが期待するような内容になってないという事なのではないでしょうか

麻生大臣発言:私どもとしては基本的にこれ(消費税)を引き上げる。これによって日本の財政規律をきちんとしたものにしていきたい。基本的にそう考えています。これは三党合意でそうなっております

これがアベノミクス政策を是認させることに役立ちますか?三党合意を是認させることでしかないでしょう。

23 ■無題

緊縮財政派は増税をやれと言ってるんだから、デフレ脱却と景気回復がいろんな指標で盤石と確かめられるまではやりません、と言ったらどうなるか、自分のオツムで考えてみましょうね。

24 ■至極当然です

現状では、麻生さんの発言は、至極当然と思います。
法律を執行するのが大臣の責務です。執行できなければ、法律を変えなければなりません。
基本的に増税で、状況が許さなければ実施しないことになっている法律ですから、現段階では増税するとしか発言できません。
もしも発言を変えるならば、法律の変更案とセットでなければなりません。そのくらい大臣の発言は重いのです。

25 ■デフレ期の消費税増税は、もれなく税収減になる

今度、安倍総理や自民党議員の人に認識してもらう必要があるのは、やはり、デフレ期に消費税を増税すると、税収減になる」ということですね。理由は明確。

・消費税増税は、名前のとおり、デフレ期に消費税増税をすると、名目GDPの主役である消費が抑えられて、名目GDPが減り、その結果、当然、名目GDPが減れば、税収も減るというわかりやすいカラクリ。
・歴史的にも、世界的にも、日本を含めて、デフレ期に消費税増税をすると、全て税収は減っている。

この2つだけを知れば、頭の中がフラットな人なら、誰でも想像できる話。消費税増税は、アベノミクスを止める、唯一にして最大のブレーキ役であることは、間違いなし。
まさか、本人が、自ら自分の首を絞めるようなことはしないと思うのだが・・・

最近のテレビの討論番組をみていて思うのが、無理矢理、反アベノミクスの周回遅れの自称経済評論家の人を呼んで、かみあわない討論をする次期は、過ぎていて、もうあきられていると思う。
これからは、アベノミクス派のトップランナーの経済評論家だけを呼んで、「デフレはいつごろ脱却できるか」「デフレ脱却後の日本の展望は」とか「なぜ、人口デフレ論というデマが、15年も蔓延したか」等の討論をしてほしいですね。こっちの方が、明るいし、話が盛り上がるし、結果、視聴率もかなり上がると思われる。そろそろ、次のステージにあがってほしいですね。
さらに、レベルの高い討論をするなら、「デフレ脱却の主役は、金融緩和か財政出動か」をして頂きたいですね。個人的な見解としては、まず、デフレの原因は、安倍総理や上念司氏と同じ見解で、これは、貨幣現象。物の量に対して、お金の量が少ないと、まず、円高になり、それを放置しておくと、デフレになる。
要するに、デフレの原因は、15年間、「円高は良いことだ~」と白人級(しろうときゅう)の考えで、他国に比べて、通貨発行量を極端に低く抑え続けた旧日銀が原因。
つまり「15年デフレの元凶は、旧日銀。デフレ脱却の主役は新日銀」別に、財政出動を否定しているわけではなく、財政出動は凄く必要で、財政出動をした方がより早く、確実にデフレは脱却できるという話。

26 ■増税だけは阻止したい

TVタックルはTPPの時もまともだったけど、増税に関してもそうなんですね。ただ他のテレビは駄目ですね。辛坊とか2001は、「景気はもう大丈夫、増税は決定」という前提で話をしていて、憂鬱にさせられます。ミスター円などは、「10%じゃ駄目で20%にしなければ」というようなことを言って、本当に呆れてしまいました。こういう華麗な経歴を持つ人が、私より経済を知らないのか、と思うと悲しくなります。一体「エリート」とはなんなのでしょうか。
このままではアベノミクスも、TPPと大増税そして第3の毒矢で、一時のはかない夢に終わるのではないかと心配です。TPPについては鈴木教授の活動に署名しました。今は、アメリカ議会が賢明な判断をして、日本の参加を拒否してくれることを願っています。日本の景気回復を許さない財務省・マスコミ・改革屋政治家が推進する大増税は、何としても国民の力で阻止したいものです。

27 ■無題

※22 yamayuri さん

>>
これがアベノミクス政策を是認させることに役立ちますか?三党合意を是認させることでしかないでしょう。
>>

要するにあなたは、安倍政権に三党合意を無理矢理破棄させて、民主党を筆頭に、「 内閣不信任案、若しくは問責決議案 」、を発議させる口実を与えて、「 この内閣を倒閣しよう 」、と仰ってるわけですね? 

そんなバカなマネを誰がすると思いますか?愚論にも程がある。

28 ■23様

>デフレ脱却と景気回復がいろんな指標で盤石と確かめられるまではやりません、と言ったらどうなるか

別に外国は増税しろとはいってませんから、増税しないなんていう必要はないんですよ。財政赤字のGDP比を問題にされているのですから、それに対して答えれば良いのです。その一例として18を書きました。

29 ■無題

じゃあ、麻生さんが財政再建より今はデフレ脱却のための異次元の金融緩和と大型の財政出動を優先させると主張しても、アベノミクスは抵抗なく受け入れられたとでも?

老練な政治家の手練手管がまったく理解できず、逆にそんな政治家に対してあなたのような頭の悪いド素人が直球勝負を求めて批判するなんて、愚かさの極みだと思います。

30 ■無題

※28 yamayuri さん

>財政赤字のGDP比を問題にされているのですから、それに対して答えれば良いのです

仰るとおりです。しかし言ってしまったものは仕方ありません。言っている内容も従来の政府見解を踏襲しているだけですから、特に問題があるとも思えません。

あなたが仰るように 「 内政問題 」 ですからね。

31 ■29様

>麻生さんが財政再建より今はデフレ脱却のための異次元の金融緩和と大型の財政出動を優先させると主張しても、アベノミクスは抵抗なく受け入れられたとでも?

クルーグマンやスティグリッツの主張どおりですから、概ね受け入れられると思います。というかアベノミクスそのものではないですか。

32 ■無題

クルーグマンなどの主張に沿ってるから認められると思いますって、思うだけなら誰でもできるでしょうけど、認められる確率は非常に低いのでは。

ユーロ圏やアメリカだって財政赤字を増やすことになるからと、積極的な財政支出政策は否定されて(る)たじゃないですか。

クルーグマンやスティグリッツの主張だけでなく、最近のラインハート・ロゴフ論文の否定があっても尚、緊縮財政派の人たちが宗旨替えをしないから三橋さんも怒ってるんだろうし。

33 ■32様

アベノミクスは第二の矢に財政出動が明確に入っていますが、欧米から意外なほどスンナリ認められています。

34 ■無題

それは前提として、日本が財政再建も確実にやると思ってるからでしょう。
ギリシャとは状況が違うという事もあるでしょうが。

35 ■無題

> yamayuri さん

あなたは最近ずっと以下の内容を言っていますね。

緊縮ドグマの終わり 前編
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11525690112.html#cbox

7 ■安倍政権でもまだまだ危うい
>日本の言論空間で「緊縮のドグマ」「構造改革のドグマ」「小さな政府のドグマ」を打ち払えるかどうか。

これを解りやすく明確に且つ大胆に打ち出したのは三橋氏をもって嚆矢とします。

安倍政権もまだまだ危ういものです。財務大臣の口から、財政健全化、プライマリバランス云々の発言が聞かれるからです。消費税増税、補正予算がどうなるかで解るでしょう。一寸方向は異なるもののTPPの行方もチョー心配です。
yamayuri 2013-05-07 12:38:19


「 財務大臣の口から、財政再建化、PBが出てくる 」

当たり前です。菅直人がG20で合意したんですから。TPPの主犯もコイツですよ?政府が言う事をコロコロ変えられるなら苦労はしません。民主党はやりましたが・・・。

財政赤字半減で合意、日本は例外 G20首脳会合が閉幕
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010062801000097.html

日本が掲げている財政再建計画は、国・地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字額の国内総生産(GDP)比を15年度までに半減させる内容。今回の首脳合意より大幅に基準が緩いが、菅直人首相は閉幕後の記者会見で「日本の財政再建策のスケジュールは、G20各国から積極的に受け入れられた」と述べた

36 ■34様

世界一の対外黒字国の財政の心配なんてする国はないんですよ。日本財務省の黒子が入り込んでいる機関はべつとして。

関心があるとすれば為替レートだけでしょう。

37 ■※36 yamayuri さん

読み返してみたら、あなたは私に一度もレスをしていませんね。これは失礼致しました。これからは、私もあなたを無視する事にします。

38 ■無題

心配してないっていうのはあなたの考えであって、世界的にそうだったわけじゃないでしょう。

つい最近まで、財政赤字がGDPの90%を超えたら経済成長できないみたいなウソが世界的に公認されてたんだから、日本の財政赤字がまったく問題視されてなかったという事はないでしょう。

それにクルーグマン理t論がデフレ脱却に有効だと世界的に公認されてもいないし。

39 ■うさんくさい話

>これはファイナンシャルの記者ともう一回ワシントンで会いましたときに「この部分が抜けておる」、と。しかし、この部分について我々が送った記事には入っていたわけですが、(FT側は)自分たちの紙面の都合で落とさせてもらった、という挨拶がありました。


と、麻生首相…ではなく麻生財務相はおっしゃっていますが、どうなのでしょう。
麻生氏の言う通りなら大誤報だし、そうでなければ麻生氏が国会でペテンを働いたことになります。
麻生さんが嘘ついたなどとは思いたくないんですがねぇ…。

40 ■無題

TPP交渉参加するとは言っていない→TPP交渉参加表明

↑この時のコメントの流れと、今のコメントの流れがよく似ているので油断しない方がいいと思います。

思っているより危機的状況かもしれません。

41 ■無題

民主党政権の時だったら、取ってつけたようなウソが多かったけど、フィナンシャルタイムの記者だって国会質疑はチェックしてるだろうし、,もしウソだったら、今頃フィナンシャルタイムスは超弩級の特ダネとして大々的に報道してるはずですよね。

42 ■麻生さんにしても

そこいら辺は充分判っているでしょうし…
ただ、増税させないためにわざと景気を冷やすような発言をしている可能性もありやなしや?と。
増税後の景気減速を警戒しているのが現状な訳だから。
財務省を潰すには消費税増税を潰すのが一番。
だから、『増税はしません』と言える状況を作って置いて、『ほらやっぱりダメだったでしょ』ってのが。
強権で潰しに行けない以上、まわりくどい手段を使うのもしゃあないかな…と。
安倍総理の周りは敵だらけ。
これをいかに各個撃破するかを考えたらそりゃもうね。
増税潰してTPP潰して…
そうして日本の繁栄を確たるものにして、その後おもむろに『てめぇら覚えがねぇとは言わせねぇぞゴルァ!』とやれれば(麻生さん的には)最高かな、と。
どうなるのやら?

43 ■無題

フィナンシャルタイムズの記事と同じ4/19のCSISでのスピーチの時、原稿の質疑のところで、「今の段階(3月の数字を見た段階)では消費税を上げられる段階では無い、もう暫く景気が良くならないと上げられない」と言ってました。

全くそちらは記事にならなかったし。ネット上も麻生氏の別の発言の部分がで大フィーバーでしたが。

44 ■当たらない予想

消費税増税前の駆け込み需要もあるようだから

それを狙っての引っ張りと思いたいですが・・・

45 ■ツマラナイ論争

簡単に訂正要求に応じてくれるなら、最初からわざとらしい編集しないよね

それだけの話

46 ■無題

また消費税に関して、TPP交渉参加の時と同じような落胆をする予感。

47 ■増税回避しましょ

消費増税という崖から日本経済を突き落そうとするやつらは氏ん打法がいいと思います。たとえばこいつらですよね。http://kisisyougo.hatenablog.com/entry/2013/05/05/080610

48 ■麻生大臣のクセ球

麻生さんはG20の中の「懐疑派」にはきわどいことを言って勝手に勘違いさせ、アベノミクスを信任させています。
麻生さんのスピーチを注意深く読んでみると、プライマリーバランスを半減させ黒字化させ財政再建をするくだりでは、”We””We””We”と言っているのに対し、消費税をスケジュールどおり上げるくだりでは、”I intend to raise”(私は上げるつもりです)と、”I”と言っています。
「私以外の人はどんなつもりか知りませんが」と言外に言っているわけで、その時点でも将来時点でも独裁者でない麻生大臣は嘘つきではありません。
日本の多くの麻生ファンまでがっかりさせたのですから、対G20作戦は大成功です。
今朝のニュースによれば、G7対策も成功されたようです。

国民に対しては、「政府の一員として,立法府が作った法律は文字通り忠実に正確に実施します」と明言します。
時期が来たら、安倍総理が「熟慮の結果、消費税増税は法律の付則の条文どおりに延期又は停止の方向で検討せざるをえないとの結論に達しました」と発表すればよいのです。選挙の直前ならベストタイミングです。法律にそう書いてあるのですから誰も嘘つきではありません。

安倍さん麻生さんは、財務省やG20のためではなく,「日本を取り戻す」ために働いているのです。

49 ■私は臍が曲がっているらしく世襲が嫌いです^^

ナニが悲しくて苦労している親を見て(生とは天の人を労するなり)その跡を告ぐ気に成るのか不思議オでならない。

自分で始めた仕事なら止めるのも自由で早々にリタイヤ鼻のリタイヤ。

更に私は自然愛好者、自然はシンメトリーに出来ている生まれた子供は99%シンメトリーな部品で構成されている、成長するにしたがって歪んだ顔になる、特に口の歪んだ人間にろくな人間は居ない人生60年の経験^^。

リンカーも言っている当然皆様の御語学力向上の為涙を呑んで推敲なし誤字脱字は各々修正して下さい。

50 ■無題

先日、消費増税は国際公約かどうか、質問させてもらった者です。今朝のミスター円の話も見ていて、みなとさんと同じく本当にウンザリしました。同じ番組で飯田泰之さんは1パーセントずつ上げていくのが良いと言っていて、それもどうなのと思いましたが。。田中秀臣さんは増税したらアベノミクスは終了、安倍さん自身がアベノミクスを理解してないことになる、というようなツイートをしていて全くその通りだと思います。仮に国際公約だったとしても、景気を後退させるのを分かっててやるのか、そんなもんなのか、ある意味これも戦後レジームじゃないか、なんてことを最近つらつらと考えておりました。増税が決まったらなんか悔し泣きしそうです。そうならないようにメール攻勢しなきゃ。諦めませんよ。

51 ■ピン!

①国民と②政府の関係って①政府と②日銀の関係みたいのが良い気がしてきた

①は不利益で無い目標を定め②はプロであるので手段は任せられる

まあ当然国民が全ての目標を定めるというのはおかしいが、国民がしっかり不利益なTPP反対、デフレ時の増税反対というのを叫び、それを実行する為の手段は、内情を良く知ってる政府に任せる

国民が細かい「手段」まで言うのは政府の自由度を縛る事になるので良く無い

が、間違った事をしない為にも、公約、宣言等すべき

まあ私も同じ事ばっかり言ってますがwww

52 ■無題

今日は一日自宅におりまして、自動音声の世論調査を受けました。どこのマスコミなのか分かりませんでした(そもそもマスコミだったのかもよく分からない)。

質問は
都議選は誰に?
参院選は誰に?
参院選の比例はどの党に?
96条改正は賛成?
TPPは賛成?
でした。初めてだったのでちょっとドキドキしました。答えておいてアレですが、あんな自動音声のアンケートで真っ当な回答が得られるものなのか甚だ疑問ですね。といいつつ、どんな結果が出るのやら楽しみ…w

53 ■無題

#48でたっどさんも言及されていますが、「何のために」というのが要でありまして。
手段はあくまで目的を達成するためであって、一つの手段の成否とか内容とかに頑なに拘っている場合じゃありません。
今の日本がおかれている状況は正に内憂外患、しかしながら内外の害虫どもを「ねじ伏せて」勝つことは達成すべき目標ではなく、「日本が繁栄すること」こそが達成されるべき目標。
政治家の論議はガキのケンカじゃありませんから、正面切って殴り合うだけが手段の全てではありません。但し、政治家の言とは別のセンで世論を形成することは必要です。だから新自由主義者やハタンガーのようなポジショントークを展開して世論を引っ張るような動きがあるわけで、このような動きにカウンターを放つのは政治家ではなく学者や評論家、或いは一市民でしょう。

今、一番に潰しておくべきはやはり竹中を始めとする新自由主義構造改革規制緩和万歳な連中じゃないかと思うんですよね。もちろん、政治家への働きかけも忘れちゃならないんですが、世の中が彼ら新自由主義者に明確にNOを突き付けないと彼らはなかなか退場しないでしょう。

長丁場になるでしょうが、今が踏ん張りどころだと思います。

54 ■プーチンさん

ってアメリカの世界統一に賛同はしていなかったんですね。
・・・やっぱG8かG20、あの時の隕石は何処かの民間機関組織が起こしていたとしか思えなくなってきたぞ。と、すると韓国(FTA絡み)への魚雷攻撃も空爆攻撃も朝鮮の仕業に見せかけた・・・これはもう完全に007の世界が現実に起こっている・・・そんなことに気づかずにお茶漬けをすすってきたのがこの私なのか?
 あたいのおつむのネジも完全にバッチリゆるんできてしまったぞ。

ってタイトルからかけ離れた妄想になりましたが、やっぱり色んな見えない圧力 (世界は日本に何を期待しているのか) が日本にのし掛かっているのが現実で、国民の意思(そりゃバラバラよりは良いでしょうけど) だけでそう簡単には物事が決まることは無いですね。

55 ■日本経済再生本部 中間報告書がございます。

http://www.y-shiozaki.or.jp/contribution/pdf/20130511154955_RUvP.pdf

↑これを読んでみますと、安倍総理は経済分かっているのか疑問に抱きます。

2ページ目
内容を見るとガクッと来ます。

5ページ目(4)
まず業者数が多くてダメだ、低収益になった理由もご理解されず、収益が低いからといって、取り締まりをきつくさせ人件費でも下げたいのか?

6ページ目(5)
株主持合いがあるのが悪い、もっとM&Aさせるようにしろ!!これって外資に売渡し易くして何がしたいのでしょうかね?

こういう障壁があるからこそ3ページ目にある黒田総裁が言う「低成長であるにも関わらず失業率が低い」といっている答えがあると思うのですがね…


6ページ目(4)

人口減少するから外国人労働者を入れる?失業者が2%以下でもないのに?

後のページには補足って感じですね。

ベンチャーベンチャーやかましく言っておりますが、その原動力となる需要が大事なのですが何言ってるのでしょうかね(笑)

女性ロウドウガー女性ロウドウガーとやかましいですね。

ですから原動力となる需要どうすんの?



56 ■せこいな自民め

27ページ目にある混合医療について言及しています。

段階的に保険適用を検討すると濁しがあります。

本当にそう考えているのでしょうかね?

女性役員率など公開するって、これこそ性差別ではありませんかね?フェミニスト党にでもなったのでしょうか?

需要上げれば勝手に増えていくことが無視か?トンだ政府介入するのだな。

準正社員制度が見えなくなったのは良いですが、油断はしてはいけませんね。

ジョブカードという下らない制度もなくすべきでしょう。あんな糞も面倒くさい書類なんて作ってられません。

57 ■>「デフレ期の増税」は「決してやってはならない」愚行中の愚行なのです(日本は97年に一度やってしまいました)。

↑これは安部氏が首相になる以前からずっと主張されていました。

 それを故三宅久之氏は「あれは東アジア通貨危機のせいで・・・」などと仰っていて、「いつまで東アジア危機の余波が続いてるんだよ!」ってテレビに思わず突っ込んでしまったのが、今となっては懐かしい思い出です。

 この時私は、安部氏は問題をよく分かっておられると、思いました。

 海外マスコミは故中川昭一氏の泥酔会見をフレームアップして叩いていましたが、あれ記者会見だし。会議中に泥酔していたエリツィン大統領とかサルコジ大統領はスルーしておきながら・・・。

 それを、中川氏が亡くなるまで、ストーカーのように執拗に中傷し、叩き続けたのが辛坊治郎氏。

>取りあえず「誤報」を報じたことが明確になった時事通信は、訂正記事を書くべきではないでしょうか。

↑その通りです。でも、太陽光利権のためにソフトバンクとつるんで無責任な原発風評被害を垂れ流した時事には良心のかけらもないので無理でしょうね・

 ということで、連日ご多忙な中、三橋先生が切迫した喫緊の問題についてエントリーをされているのに!

 

 ここでは、相変わらず三橋先生の足を引っ張るどうでも良い八百長論争コメント。

 うちのブログにも嫌がらせコメントがありました。

 本当にどうしょうもない連中ですね。

58 ■>ホームページ『TPPってなに?』

>自由民主党の政策公約でもあるいわゆる6条件のTPPへの参加条件が米国の通商代表部(USTR)や上下院に正しく伝わっていない事が解りました。

↑ルーズベルトは『私はあなた方のご子息の血を一滴たりとも流さない』という第二次世界大戦不参戦の公約で当選したから、日本を参戦に追いつめるため苦労をしました。

 アメリカではことほど左様に公約の持つ意味は大きいので、とても有意義で効果のある取り組みだと思います。支持させていただきます。

>「デフレ期に消費税を増税すると、政府は減収になる(税収が減る)」 という事実が、スタジオのコンセンサスに

↑北野武氏は異常なバブル・インフレ期の消費税3%導入の際の意味を理解されていたので、当然でしょうね。でも、こういったコンセンサスは、ネットのない時代ならありえません。

 これは三橋先生達の活動の賜だと思います。

59 ■無題

放射性降下物と土壌汚染・・・情報が途絶した中で
5月10日武田先生のブログで東京での放射性降下物増加を警告しています

原発処理、放射性物質処理が一向に進む気配を見せません
もう内閣発足後5か月になろうとしています

決して消えることの無い放射能が関東平野を動き回っています
原発から出た放射能は我々の許容範囲を超えている
だから放射性物質の処理が必要なわけで
安倍内閣にこの姿勢が見えない

問題は茂木通産相がショックドクトリン担当と見られること
安全宣言を出して帰宅許可地域をどんどん増やしている
今の除染のやり方では安全地域が普通にまた危険地帯に戻ってしまう

立ち直る前に利権を確保する
あるいは立ち直ることさえさせない
それが茂木通産相の役目?

60 ■日本の財政の健全化

これは血祭り謙之介のブログから借りたものですが、
プライマリーバランスの「誰かの負債は、誰かの資産」これを如実に現したものだと思います。

【表1 平成24年 部門別資金過不足】
一般政府…………▲38.1兆円
民間非金融法人…+20.0兆円
家計………………+26.0兆円
海外………………▲ 4.6兆円
【データ出典:日本銀行『資金循環統計』http://www.boj.or.jp/statistics/sj/】

これを見ないで、政府の支出だけを問題視しているところに混乱が生じているわけです。

普通の国は外国に国債を売って、その資金で国内の財政を賄っている訳です。その最大がアメリカでしょう。 ユーロのギリシャやスペインもそうですが、金利が高くないとどの国も買ってくれないわけです。 これが国家破綻の引き金になる訳ですが、日本は稀有な存在です。 これは恒常的に経常収支が黒字であったことだと思いますが、国内で国債が消化出来るわけです。

このあたりのコンセンサスが日本国内においても、海外(先進国)の間でも出来てないのではないでしょうか? ロゴフの間違いの元でもある訳でしょう。 私個人としては、ロゴフの間違いは単なるスプレッドシートの間違いではなく、彼の参照しているファクターに問題があるような気がします。

血祭り謙之介さん、間違っていたら指摘してください。

61 ■個人的な感想

ましゅ麻呂 さんの話もyamayuriさんの話も、両方正しい面があると思いますし、両方足りない面があると思います。

 そもそも論から言えば、海外で増税しますなどと言う必要などありません。この部分はyamayuriさんのほうが正しいと思います。ココを是認して理論を構築してもしょうがない話ではありますが、同時にましゅ麻呂さんの話にあるように裏で圧力がかかるなどして言わざるを得ない事も考えられます。また、逆に団塊の世代の思考で外圧を利用しないと出来ないから外圧を利用するという考えの場合も考えられます。
 要するに自民党が増税したい派なのは周知の事実で、どんなに自民党の党員が擁護しようが、増税に関しての最右翼は自民党である事は間違いなく、三党合意に至るまでにも最も最悪の条件をつけたのは自民党と民主党だったと記憶しています。
 ただし、この最悪は、両党が相手の党と合意をする地点を作る為の相手に対するお土産条件であって、双方相手の、この意見を自分の党が修正させたという面子の為に仕組まれた最初から放棄する事が前提の出来レースの為の条件ですけどね。
 野田政権では、これが見え見えの増税論議をしていて、谷垣自民に秋波をおくっていましたが、谷垣氏はそれにのこのこ乗っかっていって、自分には風あたりが強くならないように最初はのらりくらりと、増税の流れを作っていましたが、それをやったら次の総裁の芽は絶たれるとここで意見を出していましたが、予想通り潰されて安倍氏がなりました。
 現在の流れを作ったのは自民と民主である事は確実で、最後の一押しが公明党ですが、これは、被災地の救済を考えたら民自が共に自分が泥をかぶりたくないのか最後のところで踏みとどまってしまい、逆に予算を組めなくなって復興の足を引っ張ったせいでしょう。
 このようなことをしでかす自民党を無邪気に信じる事は危険ですので、その意味ではyamayuriさんの意見は正しいかもしれませんし、かといって、マシな政策をする自民が、一般人にはわからないところで判断して居る可能性もあり、この点はましゅ麻呂さんの意見が正しいと思う。結局の所意見として双方間違った見方ではないと思うが、双方の意見の対立は双方に認識できない部分がありおきていることだと思います。

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