始めまして、皆様。ここでは、自分自身が考えた架空兵器を紹介する小説です。
多少の矛盾はあると思いますが、なるべく矛盾点が無いように細心の注意を払って投稿していきたいと思います。
では、ご覧になって下さい。
第01話 『大和』級機動戦艦
この物語は、我々の世界とは違う並行世界――つまりパラレルワールドで起こっている。
我々の世界とは歴史等はまったく同じであるものの、一部違うところがある。それは、南半球に位置する巨大な一つの島と、その周囲に存在する幾多もの諸島から成り立つ島――その名も“夢幻諸島”。
誰かが手掛けたのか分からないが、その島には幾多の艦隊の係留地や工廠、製造工場までと、ありとあらゆる設備が揃っていた。
そして、この物語は、一人の若き軍総司令官と、その仲間達が引っ張っていく事となる……。
夢幻諸島 第01エリア 特別架空連合艦隊海軍工廠
神埼青葉
「ようやく、ここまで来たか……」
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「あぁ、あの時から数年掛けて、ここまで来たのだ」
海軍工廠に鎮座する戦艦『大和』を上回る戦艦を見上げる人物――若き総司令官の神埼青葉と、その幼馴染にして艦隊参謀総長の佐藤昌樹は、戦艦を見上げながらあの頃を思い出していた。
神埼青葉
「だからこそ、こうして堂々と存在していられるのだよ…原子力推進にして、豊富なミサイル兵装を装備した戦艦――『大和』がな」
■『大和』級機動戦艦――性能諸元――
全長
・393メートル
全幅
・54.9メートル
平均喫水
・12.4メートル
基準排水量
・12万8300トン
常備排水量
・13万9700トン
満載排水量
・15万9200トン
搭載機関
・主機関部
・FE社製核融合炉×8基
・FE社製蒸気タービンエンジン×4基4軸推進
・補機関部
・FE社製ガスタービンエンジン×4基4軸推進
機関出力
・主機関部
・70万馬力
・補機関部
・20万馬力
最高速度
・33ノット(主機関部)
・30ノット(補機関部)
航続距離
・事実上無制限(主機関部)
・18ノットで2万4000海里(補機関部)
装甲
・舷側:510mm
・甲板:280mm
・艦橋:750mm
・CIC :1000mm
乗員
・1450名
武装
・01式50口径510mm三連装電磁投射砲『アインウントフュンフツィヒ』4基12門
・01式70口径127mm連装速射砲『カノーネン・フォーゲル』12基24門
・01式垂直発射管『クヴァルム』240セル
・スタンダードミサイルSM-2
・スタンダードミサイルSM-3
・01式艦対空ミサイル『フェニックス』
・01式艦対艦ミサイル『アルバトロス』
・01式艦対潜ミサイル『アクエリアス』
・01式巡航ミサイル『ケルベロス』四連装装甲発射筒4基
・01式高性能40mm複合機関砲『ファルケ』8基
・01式21連装近接防空ミサイル発射筒『シュヴェルマ』4基
艦載機
・SH-60K『シーホーク』 3機
・MV-22J『オスプレイ』 2機
・F-35BJ『ライトニングⅡ』 2機
最大搭載機数 10機
姉妹艦
・二番艦『武蔵』
・三番艦『信濃』
・四番艦『三河』
説明
特別架空連合艦隊の現艦隊旗艦にして、“機動戦艦”と言う新たな艦種を持つ戦艦である。
この戦艦の特徴としては、世界の戦艦が搭載した事が無い51cm口径の、しかも電磁投射砲を装備した01式50口径510mm三連装電磁投射砲『アインウントフュンフツィヒ』(名前の由来はドイツ語で『51』)を4基12門と言う艦砲戦力と、240セルの01式垂直発射管『クヴァルム』(ドイツ語で『煙』)から発射される艦対空・対艦・対潜ミサイルと4基の01式巡航ミサイル『ケルベロス』四連装発射筒によるミサイル戦力、対空戦闘には8基の01式高性能40mm複合機関砲『ファルケ』(ドイツ語で『隼』)と4基の01式21連装近接防空ミサイル発射筒『シュヴェルマ』(ドイツ語で『爆竹』『ネズミ花火』)が担当する等、まさに走攻守の三拍子が揃った戦艦である。
尚、機動戦艦と言うのは、原子力・核融合炉機関とミサイル戦力を搭載した戦艦の事を指し、次世代の戦艦の将来を案じた関係者が名付け、武装にも名前が存在するのは、親しみを持ってもらいたいという思いからである。
艦名に『大和』と名付けたのは、旧日本海軍の『大和』級戦艦が太平洋戦争中に活躍出来ずに沈んでしまった無念を果たすために名付けられた。
ちなみに、FE社とは、夢幻諸島に存在する軍事複合企業体であり、他にも多くの会社が存在するが、これらの紹介はその時になったら話そう。
佐藤
「あぁ、そうだな。それに、『大和』は特別架空連合艦隊の象徴であり、始まりのシンボルでもある」
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「あっ、みなさん。ここにいらっしゃったのですか? あっ、私は『大和』級機動戦艦一番艦『大和』です。よろしくお願いします」
神埼青葉
「そうだよ、大和。他の人達は?」
眩しい光と共に現れた大和と呼ばれた少女。彼女は『艦魂』と言う、艦艇に宿りし精霊にして守り神でもある存在であり、艦艇が生まれると同時に誕生し、艦艇の生命が終われは同時に艦魂もその生涯を終える、まさに艦艇と一心同体の存在でもある。
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「「「私達ならここです(ここだよ)」」」
佐藤
「うぉっ!? いつもの事ながら驚くよ…」
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「あらあら。これはすみませんね。あっ、私は『大和』級機動戦艦二番艦『武蔵』でございます」
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「私は同級三番艦『信濃』だ。これからもよろしく頼む」
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「フッ、同級四番艦『三河』だ。まぁ、長い付き合いになるが、よろしく頼むぞ」
神埼青葉
「自己紹介云々を終えた所で、どうだ、改装して新しくなった自分達は?」
大和
「最高ですよ、無論」
信濃
「あぁ、電磁投射砲を艦砲になったのが特に大きい所だよ」
武蔵
「身体の奥底から力を感じます」
三河
「原子力機関に電磁投射砲、豊富なミサイル戦力…最高だよ」
佐藤
「確かに。これまで蓄えた技術力の粋を十分に生かした改装を施したからね」
神埼青葉
「これだけを見ても凄いのは感じられるが、『大和』級以外にも、もっと凄い艦艇がいます。これからもバンバン紹介していきます。次回は航空母艦を紹介します」
次回に続く。
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