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【プロ野球】中畑監督が退場 チームは4連敗2013年5月16日 紙面から
◇楽天7−5DeNA楽天は1−1の3回に島内の犠飛などで2点を勝ち越した。3−2の6回には藤田の左前適時打などで3点を加え、8回には鉄平のソロで加点した。投手陣は7人の継投で反撃をかわし、2番手の片山が2勝目。DeNAは4連敗。 ◇ DeNAの中畑監督が実兄の死の悲しみを隠して楽天戦で指揮。猛抗議をして今季2度目の退場処分。しかし思いは届かず4連敗で借金は「4」に膨らんだ。 中畑監督は9人兄弟の四男。15日未明に福島県郡山市内の病院で、大腸がんのため三男の栄三さん(64)が亡くなった。2年間にわたって入退院を繰り返していた兄との別れ。早朝に訃報を受けた中畑監督は悲しみを胸に正午すぎ横浜スタジアムに入り、指揮を執った。 退場となったのは1点を追う6回の守り。無死一、二塁から小山伸の送りバントを、捕手の鶴岡が三塁に送球。封殺を狙ったが、橋本三塁塁審はセーフの判定。中畑監督は一塁ベンチから飛び出し「アウトだ」と大声で抗議した。しかし、抗議する間に興奮、右肘で橋本塁審をこづいてしまい、暴力行為による退場が宣告された。 監督室で試合を見届けたが、供養の白星は届けられなかった。試合が終わると兄のもとへ車を走らせ、中畑監督は広報を通じてコメントした。 「あの場面はゲームを左右するビッグプレーだったし試合の勢いを持ってこれるかというジャッジメントだった。流れや勢いというのはチームも勝利に直結する。選手の顔をみても表情をみてもついつい熱く抗議してしまった。後悔はしていないですし、信念をもって抗議しました。審判も命懸けなら、オレも命懸けです」 (後藤慎一) PR情報
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