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【プロ野球】

榎田炎上5失点KO 虎、交流戦の悪夢…

2013年5月16日 紙面から

阪神−オリックス 1回表2死一塁、オリックス・ロッティーノに2ランを浴びた阪神・榎田=甲子園で(飯室逸平撮影)

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◇オリックス9−2阪神

 オリックスが2年ぶりの6連勝。打線は1回にバルディリスのソロとロッティーノの2ランで先行。3回の李大浩の2ランなど加点も着実だった。松葉が5イニング2失点で2勝目。阪神は約1カ月ぶりに連敗。榎田は4イニング5失点で4敗目。

     ◇

 勢いがかき消された。阪神は昨年に続き交流戦連敗スタート。巨人、ヤクルト相手に6連勝した強さが影を潜めてしまった。

 前日はディクソンを打てずに完封負け。巻き返しを期した15日はいきなり出ばなをくじかれた。防御率は1・31でチームトップ、今季は被本塁打ゼロだった榎田が2死からバルディリスに先制弾を浴び、さらにロッティーノにも2ラン。2回に1点を返し、榎田の安打で二走の俊介が本塁に突入するも、アウトになった直後には李大浩(イ・デホ)にも決定的な2ランを浴びた。

 「いいボールをいきすぎたし、バッターとの間が取れなかった」と榎田は振り返ったが、和田監督は「かわそう、かわそうとしてコントロールが甘くなったな」との見立てを口にし、敗因の一つとして俊介の憤死を挙げて「あれで流れが止まった」。攻守ともにスキがあり、表情は険しかった。

 4月16、17日以来、およそ1カ月ぶりの連敗。「これが交流戦の怖さ。6連勝を無駄にしないよう、早く止めて元に戻さないといけない」と和田監督。4年連続負け越している交流戦への警戒感をあらためて示した。 (中山隆志)

 

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