どのようにしてLINEは生まれたのか――世界規模で利用が拡がる日本発アプリ「LINE」を生み出したチーム

「あの企業はどんなツールを使って、アイデアをカタチにするチームを作っているんだろう」。このシリーズで2回目となるあのチームにまたもやインタビューしてきました。 NHN Japan株式会社の無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE」はこの10月に7,000万ユーザーを突破し破竹の勢いが止まりません。前回の記事では、チームでの情報共有の仕方やコツについて聞きました。 今回は、サイボウズが協賛する「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2012」にLINE開発チームが選ばれたことを機に、LINE開発に関するチームワークについてもう少し掘り下げて伺いました。 インタビューに答えてくれたのは、ウェブサービス本部の稲垣あゆみさんと、金子智美さん。「メンバーは戦友」と語るお二人が語るLINE開発の背景にはどのようなエピソードがあるのでしょうか。
ベストチームオブザイヤー授賞 LINEチーム

最初は、写真共有サービスを考えていた

リリース当初のLINE画面。赤く囲った部分が現在と違うところ。左側のトーク画面では、スタンプ・顔文字を入れるマークがなく、右側の友達リストでは、メニューバーが現在と異なり、タイムラインが無い。

リリース当初のLINE画面。赤く囲った部分が現在と違うところ。左側のトーク画面では、スタンプ・顔文字を入れるマークがなく、右側の友達リストでは、メニューバーが現在と異なり、タイムラインが無い。

LINEができた当初はつらかった

終始やさしく笑顔で話してくれた稲垣さん。社内でLINEに関する質問はすべて稲垣さんのもとに集まってくるようです。

終始やさしく笑顔で話してくれた稲垣さん。社内でLINEに関する質問はすべて稲垣さんのもとに集まってくるようです。

メンバーとの密なコミュニケーションがスピード対応の秘訣

広報だけでなくソーシャルメディアでのアクティブサポートも担当されている金子さん。相変わらず笑顔が素敵です

広報だけでなくソーシャルメディアでのアクティブサポートも担当されている金子さん。相変わらず笑顔が素敵です

スタンプ開発秘話

今や、LINEのシンボルともなったスタンプ

今や、LINEのシンボルともなったスタンプ

こんなにスタンプが人気になるとは思わなかった、と語る二人。やはりJKの力は強い・・・?

こんなにスタンプが人気になるとは思わなかった、と語る二人。やはりJKの力は強い・・・?

1億ユーザーを目指して

現在の渋谷ヒカリエ移転前の大崎オフィスでの貴重なチームショット。3人から開発を始めたサービスが大人数のチームになってきたようです。これからもLINEから目が離せませんね

現在の渋谷ヒカリエ移転前の大崎オフィスでの貴重なチームショット。3人から開発を始めたサービスが大人数のチームになってきたようです。これからもLINEから目が離せませんね

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写真撮影 :橋本 直己

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