朴大統領 日本の右傾化にあらためて懸念示す
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は15日、青瓦台(大統領府)でのメディア幹部との夕食会で、日本の最近の露骨な右傾化傾向についてあらためて懸念を表明した。
朴大統領は「日本の右傾化を米国も懸念している。日本は協力すべき国なのに、わが国民を刺激し、北東アジア諸国が連携していくことを困難にしている」と指摘した。その上で、「経済力にふさわしいリーダーシップを発揮する必要がある」と述べ、自制を呼びかけた。
また、円安について、「根本的に重要なのは円安など国際的な環境変化に耐えられる競争力を高めること」と強調。「価格だけで競争力を持つことは難しくなっている。競争力を高めるための努力を行うべきだ」との考えを示した。
メディア幹部との夕食会で発言する朴大統領=15日、ソウル(聯合ニュース)
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