パクチーハウスはこれまで主に、夜を中心に営業してきた。当初の事業計画では、一日中開けることを目指してきたが、実際に店の運営をしてみると、準備その他でずっと開けておくことはなかなか難しかった。3年前に「地球を救う“手食”カレーライス」を約1年間、東北大震災後に「バインミー(ベトナム風サンドイッチ)ランチ」を数カ月営業したことがあるが、それ以外はランチの提供をしてこなかった。
僕は毎日朝も昼もパクチーハウスを歩く。夜にはないもの・・・それは太陽の光だ。東側に大きな窓があるパクチーハウスは朝陽がさわやかに差し込む。そして南側の排煙窓により、昼の間はずっと店内が明るく照らされる。パクチーハウスの店内は「ヨーロッパの夏の広場」をイメージしているのだが、その明るい様子は正午前後が最も際立つ。
「ランチやってないんですか」。問われるたびに、この明るい空間の開放を願ってきた。そしてこの度、将来カフェ起業をしたいという夢のあるスタッフの思いを聞き、ランチ営業で力を発揮してもらいたいということで、ランチタイムの営業を再開することを決めた。パクチーに合う料理として、パクチーが欠かせないメキシコ料理のタコスを、パクチーハウス流にアレンジした「TACO PAX(タコパク)」を始めた。そして、明るい店内で飲む生ビールは格別だ。
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素敵なのぼりで、僕を迎えてくれた! ※画像をクリックすると大きな画面で見られます。
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