行政書士とは！
街の法律家 行政書士！
行政書士とは！
行政書士制度は、明治時代に代書人として始まりました。明治時代には、弁護士は、代言人と言われ町人の口の達者の者が生業としました。それに対して、行政書士の前進である代書人は、廃藩置県により職を追われた一部の武士が生業としました。明治、大正、昭和、平成と行政書士の歴史は行政庁に対する手続き代理と庶民の相談役として定着し現在に至っています。現在の行政書士制度は、昭和２６年３月２２日制定の行政書士法により定められ、幾度となく法改正され現在に至っています。国民は、行政庁に対して色々な申請をする権利をもっています。その国民の権利である申請権を保障する制度として行政書士制度が存在すると言えます。さらに、個人と個人の権利義務関係の「調和」のために書類作成や代理人として業務を遂行します。そして、行政書士は、庶民的で敷居が低いので、街の法律家と言われます。
現行の行政書士の主な業務は、
１、官公署に提出する書類の作成
２、権利義務に関する書類の作成
３、事実証明に関する書類の作成
４、官公署に対する手続代理
５、契約交渉代理及び契約締結代理
６、前各号に関わる相談
行政書士の具体的業務
１、行政庁に対する申請書類の作成、行政庁に対する申請手続きの代理
建設業許可、風俗営業許可、入管手続き、医療法人許可その他各種許認可
２、権利義務に関する書類の作成
契約書、示談書、離婚協議書、遺産分割協議書等の作成
３、事実証明に関する書類の作成
会社定款、議事録、財務諸表、会計帳簿その他事実を証する書面の作成
４、契約代理
各種契約の交渉及び契約手締結代理
５、社会保険、労働保険等の書類作成
この業務は、昭和５５年８月現在で行政書士だった者に認められているものです。
行政書士業務の詳細（日本行政書士会連合会ＨＰ） 左クリック