心筋梗塞のため都内の病院に入院していた女優・天海祐希（４５）が、１３日に退院した。１４日、所属事務所の公式サイトに天海本人がメッセージを掲載し報告した。

　まず冒頭で「この度は、舞台『おのれナポレオン』を急遽降板することとなり、舞台を楽しみにして下さった皆様、舞台関係者の皆様には、大変なご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。心からお詫び申し上げます」と謝罪。

　続けて「今回の件では、キャストの皆様、スタッフの皆様には並々ならぬご尽力をいただきました。深く感謝申し上げます」とした上で、「昨日、無事に退院することができましたのでここにご報告させていただきます」とつづった。

　舞台は宮沢りえ（４０）が代役を務め、１２日に千秋楽を迎えた。

　天海は「心筋梗塞」と診断された際も「千秋楽まで舞台に立ちたいという思いは変わりませんでした」と振り返る。しかし「医師の助言もあり、ここで病状を悪化させれば、かえって多大なご迷惑をおかけすることになると思い、舞台降板という苦渋の決断をいたしました」という。

　また「時間が経つにつれ、自ら起こしてしまった事の重大さに心が痛みます。自らの体調管理には十分に気を付けていたつもりでしたが、これまでの体調管理が万全ではなかったと反省しております」ともつづった。

　最後に「一日も早く皆様に元気な姿を見ていただけるよう今日から頑張ります」と記した天海。「ファンの皆様、いつも応援して下さりありがとうございます。大変なご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。ごめんなさい。また、天海祐希として、一番良い顔で皆様にお会いしたいと思っております」と前向きな言葉で締めくくった。