虎・和田監督、ディクソン“ブレ球”攻略できず

八回、遊直に倒れた鳥谷（撮影・白鳥恵）【拡大】

　（セ・パ交流戦、阪神０－１オリックス、１回戦、オリックス１勝、１４日、甲子園）初対戦のオリックス先発・ディクソンの手元で変化する“ブレ球”を攻略できず、虎の連勝は「６」でストップ。交流戦黒星発進となった和田監督は「これが交流戦。ほとんどが初めてあたるような投手。動いてくるのはわかっていたが、それをとらえきれなかった」と振り返った。

　鳥谷は１四球を選んだが、無安打。マートンは一、三回の好機で空振り三振と中飛に倒れた。試合前練習を約３０分早く切り上げて、初モノ対策のミーティングに時間を割いたが…。

　昨年は交流戦初戦を落として５連敗スタート。シーズン５位の惨敗に直結した。だが、今年は違う。指揮官は「引きずるようなことは絶対にない。あしたからまたいきます」と再進撃を誓った。首位・巨人も敗れ、ゲーム差１・５のままだ。　（栃山　直樹）

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（紙面から）